「かぐや姫の里を考える会」ホームページ (京田辺市郷土史会)     
                            
開始:平成15年7月開設
『竹取物語』”かぐや姫の里”京田辺  「かぐや姫の里」ビデオ動画講座                             

◎第36回京田辺市民文化祭で成果発表 平成13年11月3日(土)〜4日(日) 展示
    「竹取物語シンポジウム」『竹取物語』かぐや姫の里は、やはり”京田辺”だった!開催日 平成13年9月22日(土) 開催!
    
 『竹取物語』のあらすじ ここをクリック                  
     
 竹取物語の舞台が京田辺市」に賛同者紹介 ここをクリック     


シンポジウム
 
『竹取物語』〃かぐや姫の里〃京田辺開催!
                                    京田辺市郷土史会  

 京田辺市は、奈良・京都・大阪の中間に位置し、古くから文化が栄えた所である。既に京田辺市
郷土史会編の『筒城』で発表されているように、最近、京田辺が「かぐや姫」伝承地であり『竹取物
語』発祥地であると考えられるようになってきました。郷土史会は、物語などを研究されている学者
の先生らにお招きして「竹取物語シンポジウム」を開催しました。

開催日時 2001年9月22日(土)

  
午後1時〜4時(開場12時半)
場所 京田辺市中央公民館 大ホール 定員300人
   資料代300円(当日会場受付で徴収)
   京田辺市田辺丸山214    0774-62-2552
    (京田辺市役所 南側) (車は市役所北側の体育館駐車場を)


パネラー花園大学教授  曽根誠一氏(専門分野:国文)
    
 岐阜経済大学教授  梅山秀幸氏(専門分野:日本文化)
    
 竹資源活用フォーラム会長  内村悦三氏(専門分野:農林)
 シンポ司会  京田辺市郷土史会理事  小泉芳孝氏
(専門分野:民俗・郷土史)

  主催 京田辺市郷土史会
  後援 京田辺市教育委員会 京都新聞社 竹資源活用フォーラム
  一般広報  『広報京田辺』  市広報掲示板  新聞各社   KBS京都
           
          
◎詳細については
  〒610-0331 京都府京田辺市田辺80番地 京田辺市教育委員会社会教育課
 「かぐや姫シンポ」係
  京田辺市郷土史会  (0774-62-9550)  まで。

<配布資料の内容>
(当日配布の資料) シンポの趣旨や概要  パネラーの紹介と研究分野  主な論文・書籍紹介
小冊子のタイトル『竹取物語』〃かぐや姫の里〃京田辺  (目次・表紙・イラスト画:玉井芳泉氏)

<シンポの進行について>
13時〜 総合司会 西川副会長
        藤本会長のあいさつ
13時3分〜 シンポ司会から経過とパネラーの紹介
13時8分〜 各専門分野からのパネラー報告 (1名10分程度)
13時45分〜パネルディスカッション
(ポイント) 京田辺が”かぐや姫の里”なのかの位置付け
       竹取の翁 古本「さかきのみやつこ」
         その後「さるきのみやつこ」との関係
         翁の家である「山もと」と「山本駅」
         地元の古図「大筒木佐賀冠者旧館地」
             「延喜式内社佐牙神社」の長老(太夫)
  『古事記』「かぐや姫」と『旧記 普賢寺之遺跡』の「大筒木垂根王」との関係
        「かぐや姫」誕生の竹は、どの竹か
        竹の成長と”かぐや姫”(光り輝く・火の神)
14時30分〜  休憩 (会場から「質問用紙」を回収する)
14時37分〜 会場の「質問」も取り入れて続行
        チベットの『斑竹姑娘』と日本の『竹取物語』
        大住隼人と月読神・ 甘南備山  日本及び世界各地「天女伝説」との関係
        5人の求婚者と「壬申の乱」   大友皇子を祀る山崎神社
        説話・民話・万葉集の竹取翁  天皇とかぐや姫の「歌垣」(古代の恋愛)
        竹資源の活用と保存(竹炭・竹酢液・食用・防災)
竹の不思議(イネ科・神聖空間・呪具)神降ろし・神の依り代・左義長・お水取り・籠
       会場の「質問」が多くて取り上げられないときは、その後の冊子製作で取り上げる。
15時50分〜 パネラーから言い残した物や、今後の取り組み等の意見を述べて頂く。
15時56分〜 司会進行 まとめ  総合司会 お礼 文化祭の展示 会員募集など
16時 閉会
             京田辺市郷土史会 文化部会

HP http://take-tanabe.hp.infoseek.co.jp


この「ホームページ」の挿絵は、京田辺市薪の手書き染色作家 玉井芳泉さんの作品です。


シンポジウム
 
『竹取物語』 〃かぐや姫の里〃京田辺開催!
マスコミ各社の新聞報道から



     
『朝日新聞』の記事 2001年9月6日



 
    『洛南タイムス』の記事 2001年8月22日



  『読売新聞』の記事 2001年9月1日

   『京都新聞』の記事 2001年9月17日


京田辺市郷土史会 機関誌「筒城」
    1. 第36輯 「山背国綴喜郡山本駅と古代駅制について」平成3年3月発行
               山本駅と竹取物語について   小泉芳孝
    2. 第38輯「出垣内村のこと-大筒木旧館跡-」平成5年3月発行
               竹取の翁と大筒木旧館跡について  水山春男
    3.. 第45輯「竹取物語を考える」平成12年3月発行
               地元資料や文献から「かぐや姫」京田辺を推定 水山春男


 

『竹取物語』”かぐや姫の里“京田辺       2005.10.17

  京田辺市郷土史会 文化部会 

「かぐや姫の里を考える会」
「竹取物語の舞台が京田辺市」に賛同頂いている先生の紹介

吉田金彦さん・・筒木の「竹取物語の舞台」説は正しく賛同する!  
 
『古事記』の「大筒木垂根王」と「大筒木真若王」の「筒木」は、継体天皇の筒木宮であり山城国のことである。「迦具夜比売命(かぐや姫)」の「竹取物語の舞台」が京田辺市であるという貴方の説に賛同します。
 吉田氏紹介−語源研究の第一人者。京都大学文学部卒業。専攻:国語国文学。京都府立女子短大教授、大阪外国語大学教授など歴任。姫路独協大学名誉教授。現在:
日本語語源研究会代表、京都地名研究会代表理事。著書:『日本語語源学の方法』『古代日本語をさぐる』『古代日本語を歩く』『京都滋賀 古代地名を歩く』『ことばのカルテ』『埋もれた万葉の地名』他多数
森 浩一さん・・「京田辺は『竹取物語』が熟成した場所・・原型は隼人の伝承 -文学的に集約- 。
 歴史シンポジウム「いま南山城の古代史がおもしろい」で、「京田辺は『竹取物語』が熟成した場所として自信を持っていい」と発表、主催:京都新聞社、平成12年9月23日。竹取物語のルーツ「京田辺市は自信を持って『かぐや姫の里』と言っても何ら学問的に不思議はない」。森浩一氏は、この地に竹の文化を持ち込んだ隼人達の伝承が原型となって、後に一つの文学に集約されたのではないかとしている。
 森氏紹介−考古学研究の第一人者。考古学界の第一人者。
同志社大学大学院文学研究科修士課程修了。同志社大学名誉教授。専攻:日本考古学 日本文化史学。著書:日本神話の考古学』『記紀の考古学『語っておきたい古代史―倭人・クマソ・天皇をめぐって他多数

門脇禎二さん・・「講演会」山代の古代史と民族(的)文化−甦った大筒木(綴喜)「王女かぐや姫」     −主催:京田辺市郷土史会 開催日:平成15年5月25日(日)
 筒木は、神功皇后や仁徳天皇それに継体天皇などが居住していたといわれ、記紀などに明記されている。また、今まで神話と言われていた大筒木垂根王や大筒木真若王それに迦邇米雷王などの時代においては、平安時代に作られた『竹取物語』に「迦具夜比売命(かぐや姫)」がいて実在の皇后である。

 門脇氏紹介−文献史学の第一人者。京都大学文学部史学科卒業。専攻:日本古代史。奈良女子大学教授、京都府立大学文学部教授、京都府立大学長、京都橘女子大学長など歴任。京都府立大学名誉教授。 文学博士。著書:『日本古代共同体の研究』『日本古代政治史論』『「大化改新」史論』上巻下巻『古代日本の「地域王国」と「ヤマト王国」』上下『葛城と古代国家』・『古代出雲』他多数

本田義憲さん・・奈良女子大学 『序説』「かぐや姫の家」で、山本や大住の京田辺あたりを指摘。

「かぐや姫の家」(叙説 昭和54年)で、かぐや姫の故郷である「月」と関わりのある「月神」を祀る式内社が山城国に三社あり、その内の「月読神社」が綴喜郡に祀られている。南山城地域は「月神信仰」が盛んであったので「綴喜」が相応しい。
 本田氏紹介−奈良女子大学教授、京都外国語大学教授など歴任。奈良女子大学名誉教授。

井上満郎さん・・京田辺の「大住」は、隼人と竹の文化があり、南九州の大隅隼人が移住した所。
 古代の薩摩地方の「大隅隼人」は、6世紀のころ京都府京田辺市大住に「大住隼人」が住み着いたことが正倉院の古文書に出ている。隼人は、都(奈良・平安時代)を防衛する朝廷の警護や貴人の警護それに諸儀式に奉仕していた。『竹取物語』の天孫降臨の思想は、これら大住隼人と関係し、また京田辺市の大住には、延喜式内月読神社があり、またその近くには甘南備山がある。月読神社の祭神は、月読尊・伊邪那岐尊・伊邪那美尊である
 井上氏紹介−平安京研究と渡来人研究の第一人者。京都大学大学院文学研究科国史学専攻博士課程修了。京都産業大学教授 京都市歴史資料館館長。大隅隼人の移住先(大住)に在住。
京田辺市郷土史会かぐや姫の里を考える会」副会長。専攻:日本古代史・考古学(日本古代史研究)。著書:『古代・中世の政治文化』『平安京』『古代の日本と渡来人古代史にみる国際関係』など
塚口義信さん・・神功皇后伝説のふる里を探る ―南山城の息長”の地名を手がかりとして

 南山城地域における神功皇后や継体天皇関係の研究者で、延喜式内朱智神社の祭神「山代之大筒木真若王」(「山代」「筒木」に由来する名前)をはじめ神功皇后の系譜に山城南部の地名に由来する名が多く登場すると主張。
 塚口氏紹介−古代天皇である神功皇后や継体天皇どの第一人者。堺女子短期大学学長、文学博士。専攻:日本古代史・文化人類学。関西大学第一高等学校・第一中学校教諭、関西大学講師など歴任。主な著書『神功皇后伝説の研究』『ヤマト王権の謎をとく』『古代王朝をめぐる謎』『三輪山の古代史』『三輪山の神々』『古代天皇のすべて』など。
池田哲郎さん・・「竹取物語」発祥の地・京田辺市は、もう決まりですね
 京都地名研究会の創刊号「通信誌の『地名探究』第一号(平成15年3月31日発行)に記した
「竹取物語」発祥の地・京田辺市は、もう決まりですね。
 池田氏紹介−
九州大学文学部博士課程修了、名古屋大学大学院文学研究科、言語学科博士課程修了。現在:京都産業大学教授。専攻:言語学(アルタイ学、ウラル言語学、一般言語学)。著書:アルタイ語のはなし『ハンガリー語初期文献の研究』『語源探求4』『ことばから人間を(吉田金彦編)』『情報伝達の流れから見た19世紀北方ユーラシアの言語改革』。
曽根誠一さん・・『竹取物語』構想時のモデル地である可能性高い
讃岐垂根王の兄であり、迦具夜比売の父である大筒木垂根王の居住地である「大筒木」こそ、構想時点での讃岐の造の家のモデル地であった可能性が高いのではあるまいか。「大筒木」の所在地については、『古事記』中巻・開化天皇条に「山代の大筒木真若王」とあり、山城国であることが知られる。
 曽根氏紹介−花園大学教授。専攻:国文(中古文学)。『竹取物語』『源氏物語』宇治十帖と、初期百首歌などを主に研究。『三十六人歌仙家集解難鈔』の写本についてなど内村悦三さん・・京田辺は、日本の『竹取物語』ゆかりの最有力候補地
 かぐや姫の竹は、真竹(直径9センチ程)ではないか、京田辺は、日本の『竹取物語』ゆかりの場所として最有力候補地である。また物語の竹から生まれた女性の昔話はソロモン群島や中国四川省でも語り継がれている。
■下野敏見さん・・「かぐや姫発祥の地"京田辺"」の御説大変面白い。
 「かぐや姫発祥の地"京田辺"」の御説大変面白いと思います。南九州の昔話の中では、余り語られていないので、忘れられてしまったのでしょうか。それとも「大住」あたりで論に磨きがかかって行ったのでしょうか。今後の研究課題です。『エプタ』Vol.23「日本昔話の世界」面白く拝読しました。
下野氏紹介−南九州民俗学の第一人者。鹿児島大学卒業。鹿児島大学教授、鹿児島純心女子大学教授、国立民族学博物館国内資料調査委員などを務め、現在、鹿児島純心女子短期大学非常勤講師。著書に「日本列島の比較民俗学」「東シナ海文化圏の民俗」「南九州の伝統文化 1、2」「田の神と森山の神」「民俗学から原日本を見る」「南九州の民俗芸能」など多数。
■山嵜泰正さん・・「かぐや姫の里;京田辺」も全国区になりましたね。
 「日本昔話の世界」かぐや姫発祥の地として京田辺が雑誌2005年9月号の『エプタ』Vol.23で取り上げられたことによりいよいよ全国区になりましたね。
 山嵜氏紹介−京都地名研究会常任理事。立命館大学大学院卒業、京都教育大学付属高校教諭・定年退官、現在:説話・伝承学会会員、世界鬼学会会員。著書:『京都あちこち』上中下巻、『京・寺町通りの伝承を歩く』『小町の謎』『おもしろ鬼学』など。KBS京都TV「京の不思議」・「きらめきStory」シリーズの監修。

■内村悦三さん・・京田辺は、日本の『竹取物語』ゆかりの最有力候補地。
 かぐや姫の竹は、真竹(直径9センチ程)ではないか、京田辺は、日本の『竹取物語』ゆかりの場所として最有力候補地である。また物語の竹から生まれた女性の昔話はソロモン群島や中国四川省でも語り継がれている。内村氏紹介−竹資源活用フォーラム会長。専攻:森林生態学。農学博士。京都大学農学部林学科卒業。農林省林業試験場などを経て大阪市立大学理学部教授、附属植物園園長、日本森林技術協会技術指導役、日本林業同友会専務理事など歴任。富山県中央植物園園長、日本竹協会副会長、竹文化振興協会常任理事。著書:『タケ・ササ図鑑』『竹への招待』『タケと竹を活かす』。
石田天佑さん・・継体天皇の「筒木」は、竹から生まれた「かぐや姫」の生誕地
 古くから南方や中国大陸それに朝鮮半島から渡来人が住み着き神功皇后や息長足姫に関係する地名や伝承が残っている。『古事記』垂仁記に「大筒木垂根王之女、迦具夜比売命」とあり、「大筒木垂根王」とその娘に「迦具夜比売命」がいる。筒木の普賢寺は大変古い歴史がある。雑誌『エプタ』Vol.23
「日本昔話の世界」1.浦島太郎(京都伊根町・浦島神社)、2.桃太郎(岡山・吉備津神社)3.かぐや姫発祥の地をご覧になって・・・いつの間にか「かぐや姫」研究家の第一人者になってしまいましたね。
 石田氏紹介−京都大学文学部言語学科卒業、同大学院修士課程終了。相撲史研究家・幻想創作家。日本語源研究会・総合文芸誌「まほろば」編集長。著書:『イグドラシルの言語学 −やまとことばの源流を尋ねて』『義留我明主(ぎるがめしゅ)の言語学 −続やまとことばの源流を尋ねて』ギルガメシュ出版 潟Mルガメシュ代表。
八代新一さん・・「竹取物語」発祥の地「かぐや姫」伝承の土地としておそらく、正しいであろう。
 南九州の古代史の通説を疑い新たな扉を開いた作品の自著『古事記に笠沙が載ったわけ』高城書房の中で、京田辺市は「隼人舞」の発祥地だけでなく、自らの土地が「竹取物語」発祥の地、「かぐや姫」伝承の土地として声高に主張しているのがインターネットでも知られる。

京田辺市郷土史会「かぐや姫の里を考える会」http://take-tanabe.hp.infoseek.co.jp/

見てきたところ、おそらく、この主張は正しいであろう、と記している。また古事記・日本書紀を中心に色々な先生の本を読み、小さいころに習った歴史を紐解き、戦後の教育改革と変化した歴史観の中から南九州に残る伝承をたどり『古事記』などとつき合わせ他地域とも比較検討。『古事記』に書かれている内容が、地元の地名などと関連しているとされ、さらに荒木博之氏の著書巻末解説に触れ「民間伝承は、記紀という国家の介入した史書に止められる前の古形を示しているものか、あるいは逆に書承から口承と、述べられている」と記しておられる。
 八代氏紹介−郷土史家。上智大学英文科卒業。長崎・鹿児島で高校英語教員を勤める。著書:『古事記に笠沙が載ったわけ』『隼人の神学と正史』隼人の神学と正史

井上仁一さん かねてから貴方が主張している「かぐや姫の里」・京田辺市は、まちがいなし
 『エプタ』Vol.23日本昔話の世界 かぐや姫発祥の地2005年9月号を読ませて頂きました。なかなか立派な内容で、かねてから貴方を始め京田辺市郷土史会が主張している『竹取物語』かぐや姫の里京田辺を指示している方が増えているのでこれで間違いなしと思う。あとは、行政が腰を上げるかにかかっている。
 井上氏紹介−郷土史家。日本写真印刷(株)で編集・企画・営業を担当。『田辺町近代史』『田辺町近世近代資料集』の事務局と編集を担当。主に古文書調査と解読に携わり現在に至る。

三好芫山さん・・京田辺出身ですが京田辺がかぐや姫の里とは知りませんでした。
尺八と『竹取物語』は、私の演奏活動そのものであり古里が重なります。私の育った京田辺で竹取物語にちなむ演奏会を是非実現し町おこしをしたいですね。「何かがおかしい。何かが根本的にまちがっている。あまりにも西洋化しすぎている・・?」子供は正直です。この国社会の中、外国で日本のことを尋ねられても何も答えられず、恥をかく日本人を創った。敗戦後、遅れを取り戻すために西洋化を取り入れた。この想いがやっと国(文部省)に届いて"日本再発見"の風が吹き中学校の指導要綱に『一種類以上の和楽器を用いること』という一行が加わりました。和楽器には音楽そのものの他に、情操的、精神的な不可価値があります。日本最古の物語竹取物語にも同様の付加価値が沢山あります。今日"日本再発見"の風が吹いてきた。
 三好氏紹介−都山流尺八演奏家。12歳の時都山流・富井舜山に入門。1983年尺八界最高の称号「竹琳軒」を允許。八坂神社等で献笛。文化使節として海外公演するなど日本の伝統文化を継承。1985年京都市文化芸術協会賞を受賞。アポロンよりCDを出す。

玉井芳泉さん・・竹取の古里だと知りびっくりした。私の絵本が役立つのなら使って頂いて良い。
 1997年に日本最古の染色である『絞』技術を駆使した「絞り絵本、絵巻物竹取物語」の絞絵を制作発表された。
玉井さんは、制作にあたり色々な本や物語の原文を読んで研究し「竹取物語の絵巻物」を一年かけて完成させた。場面構成は、竹の中から姫が誕生するシーンで始まり、月から姫を迎えにきたあと不死の山まで物語の順に沿って十八のシーンが平安調の雲がたなびく中にうまく描かれている。この原画を元に京都絞栄会の京鹿の子絞り伝統工芸技術士四十人が、一年がかりで絵巻物『竹取物語』」を完成させた。
 玉井氏紹介−京都府京田辺市薪の手書き染色作家。絞り工芸展の訪問着部門で大阪通商産業局長賞・京都府知事賞を受賞。作品に「鳥獣戯画」など多数。
山口真一さん・・伝説の色々な場所の資料がそろっているのにびっくりした。 
 
竹原市の「かぐや姫文庫」館長が京田辺市へ訪れ、竹取物語ゆかりの地を見学。2003.5.24
 山口氏紹介−慶應義塾大学商学部卒 マーケティング専攻 ホンダ系自動車販社入社 米国IBM系日本法人入社 住友ビジコン(現日本総合研究所)入社 ヒューマン・クリエイト・コンサルティングを設立し経営指導活動に従事、多くの若手営業マンを全国No.1に育成。ヒューマン・クリエイト・コンサルティング所長 竹原市の「かぐや姫美術館」(加藤慈念館長)に付設する広島県竹原市「かぐや姫文庫」館長。
萬遜樹さん・・E−Mail「ニッポン民俗学」folklore・・隼人は竹民俗の担い手

山背国南部(京田辺市)にも竹林が多い。ここには大隅半島の隼人が移住させられていたのだ。奈良あるいは平安時代の竹民俗は、これらの地にこそ伝承されていたと言うべきだろう。隼人は海人族・海神族であり、つまりオーストロネシア語諸族つまり南方モンゴロイドであり、竹民俗の担い手だと断定してよいだろう。
■京都のネット業界で活躍の村田さん(電話で)・・・「かぐや姫の里」間違いないのでは!
 いまネット業界で「竹取物語の里”京田辺”」が大変話題になっている。あれだけの資料が揃っていればもう京田辺が「かぐや姫の里」間違いないのではないか!私の村田という姓は、南九州の薩摩から来た人が多く綴喜郡に多い。大住隼人と深い関係があるのでは。

■ 地元の京都新聞記者 元支局長・・竹取物語のルーツ 原型は隼人の伝承。
 考古学者・森浩一さんの講演会開催し「いま南山城の古代がおもしろい」竹取物語のルーツ 原型は隼人の伝承 -文学的に集約- 主催:京都新聞社 

『京都新聞』記事 平成12年10月15日 朝刊「山城版」語り手
読売新聞「古事記と山城 深い関係」かぐや姫の里 (学研都市支局長 中野真一) 2004.8.23記事「京都総局から」
 夏休みに口語訳の『古事記』を読み、京田辺市大住の月読神社「隼人舞」が九州の大隅半島から移住したとされる。
市郷土史会の小泉芳孝さんは、この山城を「かぐや姫の里」と言い、垂仁天皇のきさきカグヤヒメの父オホツツキタリネは綴喜に、月読神社は月に通じるとのみかた。昨年この話を聞いた商店街と同志社大生がかぐや姫コンテストを企画。人気を呼ぶ。
  
NHKテレビ・・「ニュースパーク関西」で放映! 「かぐや姫の里京田辺」のシンポジウムを放映!
 記事内容:京田辺市郷土史会の竹取物語に関する活動ぶり
を平成13年3月13日午後6時30分から「ニュースパーク関西」で放映。放送内容:京田辺市郷土史会がかぐや姫の里として発表している古事記の開化天皇の孫「大筒木垂根王とその娘「迦具夜比売命」の名をはじめ、「竹取の翁の家は山本の近くにある」ことなどを地元の絵図や古文書などを写しておよそ5分間の特集で紹介。

『ぴゅあはうす』・・・特集「不思議のクニ」京田辺市 隼人の民がルーツ!?かぐや姫の里 ぴゅあはうす編集室 東方出版(株) 平成15年8月号。
  記事内容:かぐや姫と竹取の翁は実在の人物。古事記、開化天皇の孫「大筒木垂根王」とその娘「迦具夜比売命」。要衝「山本駅」の存在が焦点に。竹取の翁は「山もと」の「山本村」周辺が発祥の地。「竹取物語」の原型は隼人の民の伝承?。考古学者の森浩一氏は、この地に竹の文化を持ち込んだ隼人達の伝承が原型となって、後に一つの文学に集約されたのではないかとしている。

学研都市の"わ"Wa.・・・京阪奈歴史散歩「かぐや姫の里」京田辺 2004.May VOl.22 編集:都市公団 関西支社 平成16年5月記事から。
  記事内容:古事記には、開化天皇の孫「大筒木垂根王」とその娘 「迦具夜比売命」の名が記されていたり、竹取の翁は「山もと」とあり、また竹取の翁は最初「さかきの造」と呼ばれていたなどから、京都府京田辺市三山木の通称名「山本村」周辺が発祥の地であるとしている。

上村多恵子・・京田辺市がかぐや姫の里とは知りませんでした。

地元のテレビ局でそのような地域の歴史に基づいたロマンあふれる番組を作ってほしいですね。

 上村氏紹介−甲南大学文学部卒業。在学中に京南倉庫椛纒\取締役社長に就任。京南物流梶A潟hラマモード設立、代表取締役。京都市観光大使、 京都市ベンチャー目利き委員。現在、京都経済同友会常任幹事、関西経済同友会幹事。商品開発や町づくりに参画し、京都のルネッサンス運動を目指す。また、詩人であり、エッセイなどの創作活動も。著書:『おんなの魔のとき』『京都物語』など。

雑誌『エプタ』Vol.23  エプタ編集室発行。会長宅へ取材  2005年9月号。

    「日本昔話の世界」1.浦島太郎(京都伊根町・浦島神社)、2.桃太郎(岡山・吉備津神社) 
            3.かぐや姫発祥の地
 日本民俗学・郷土史研究家 小泉芳孝
                     京田辺市郷土史会 会長  藤本富雄

  内容:京田辺の地名が「竹取物語」の多くと一。翁の家のある「山本」は古代の駅だった。
     古事記、日本書紀にかぐや姫のモデルが。「竹取物語」の作者はだれか?


地元で開催された「かぐや姫の里”京田辺」シンポジウム

日時: 2001年9月22日(土)午後1時〜4時(開場12時半)
場所: 京田辺市中央公民館  大ホール 定員300人
      京田辺市田辺丸山214 (京田辺市役所南側)
 パネラー 花園大学教授        曽根誠一氏(専門分野:国文)
      岐阜経済大学教授      梅山秀幸氏(専門分野:日本文化)
      竹資源活用フォーラム会長  内村悦三氏(専門分野:農林)
 シンポ司会  京田辺市郷土史会理事  小泉芳孝氏(専門分野:民俗・郷土史)
  主催 京田辺市郷土史会
  後援 京田辺市教育委員会 京都新聞社 竹資源活用フォーラム

平成十二年度から十三年度までの経過

第三十五回京田辺市民文化祭で「“かぐや姫の里”京田辺」展示
   平成12年11月3日(祝)4日 京田辺市主催
『京都新聞』記事 平成12年11月13日 朝刊「灯」 
   「かぐや姫の里」会誌で紹介し、市民文化祭でも発表!  
『京都新聞』記事 平成12年11月26日
   「ものがたりと出会う」竹取物語と大筒木垂根王 
NHKテレビが「かぐや姫の里”京田辺”」を放映!
   平成13年3月13日午後6時30分からの「ニュースパーク関西」で放映

竹取物語シンポジウム」開催予告の報道

『洛南タイムス』の記事 平成13年8月22日

『読売新聞』の記事 平成13年9月1日

『朝日新聞』の記事 平成13年9月6日
『京都新聞』の記事 平成13年9月17日

KBS京都ラジオ・・「笑福亭晃瓶のほっかほっかラジオ」2001年9月17日AM7時25分頃
  京田辺市郷土史会理事  小泉芳孝氏が出演! AM7時25分頃10分間
  《内容》京田辺が「かぐや姫」伝承地であり『竹取物語』発祥地であること紹介、
       シンポ開催日パネラーの紹介など。
■KBS京都TV・・「田淵岩夫の特ダネ!」2001年9月14日11時30分頃
  《内容》『竹取物語』「かぐや姫」発祥地のシンポ開催日とパネラー紹介、
       申し込み問合せ先など紹介

「竹取物語シンポジウム」開催後の報道

NHKニュース・「かぐや姫の里京田辺」シンポジウム開催 2001年9月22日

《内容》「かぐや姫」「かぐや姫を主人公とした『竹取物語』の舞台は、一般的に言われている

奈良県広陵町よりも京都府南部の京田辺市ではないか」という説を考えるシンポジウムが、

京田辺市で開かれた。
ラジオ和歌山の番組に生出演 20019月29日 PM1時から5分間
    京田辺市郷土史会会長 藤本富雄氏が出演!『竹取物語』“かぐや姫”に関しての質問など
一休さんウオーク  200111月10日
   『竹取物語』発祥地の資料展示と、「小冊子」を販売
『広報 きようたなべ』の記事 (京田辺市発行)200110月15日
  「かぐや姫の里は京田辺」 国文学者ら迎えシンポジウム 
『京都新聞』の特集記事 200110月22日 
   京田辺は竹取物語の発祥地・活気づく「かぐや姫」の里
   ミュージカルや紙人形劇・市民の催し広がる・学者の発言で拍車

    市側は慎重姿勢     (京田辺支局:後藤竜介)
同女大創立125周年「ホームカミンクデー」で展示 2001114日
   『竹取物語』発祥地の関係資料を展示

シンポジウムに参加された方から

滋賀民俗学会の山本さん・・すごい発見で文献もしっかりとらえていて感心しました。
  大住の月読神社など数回よせて頂いていますので良く内容がわかりました。すごい発見で文献も
  しっかりとらえていて感心しました。シンポの参加者が200人以上もあり、市民らの関心の深さ
  を示しているのでは・・。隼人は、滋賀の瀬田近くにも住んでいたので繋がりがあると思われる。
大阪史跡探訪の主催者、大本さん・・かぐや姫の古事記との関係を興味部深く拝聴しました。
  お伽草子のような物語と思っていたかぐや姫の古事記との関係を興味部深く拝聴しました。大住隼人や
  磐之姫との関係もあり、一度ゆっくり散策したく考えています。立派なむ司会でした。
地元の元教師、林さん・・わかり易い内容で大変良かった。
  わかり易い内容で大変良かった。司会の方の進め方も上手く的確で、準備が大変だったでしょうね。
  参加者らの反響も大変良かった。
同志社大学の学生、濱本さんから・・京田辺が本当に竹取物語の舞台のように思えてきました。
   E−mail:実は私は竹取フォーラムに行きました。お話を聞く前は半信半疑でしたが、
         フォーラムが終わってからは、京田辺が本当に竹取物語の舞台のように思えてきました。


京田辺市郷土史会 機関誌「筒城」の『竹取物語』かぐや姫の里を紹介した初出記事
  1. 『筒城』第36輯・・(平成3年3月発行)

山背国綴喜郡山本駅と古代駅制について」山本駅と竹取物語について・・小泉芳孝 
  2.
『筒城』第38輯・・(平成5年3月発行)

「出垣内村のこと-大筒木旧館跡-」竹取の翁と大筒木旧館跡について・・水山春男
  3.
『筒城』第45輯・・(平成12年3月発行)
      「竹取物語を考える」地元資料や文献から「かぐや姫」京田辺を推定・・水山春男

  4.『筒城』第46輯  (平成13年3月発行)
     「『竹取物語』発祥の地は”京田辺”」・・・・・・・・・・・・・・・小泉芳孝

  5.『筒城』第47輯・・(平成14年3月発行)

 『竹取物語』” かぐや姫の里” 京田辺

「シンポシウムで「物語の発祥地」強調!」・・・・・・・・・・文化部会

「シンポジウム『竹取物語』”かぐや姫の里”京田辺を開催」

 ・『竹取物語』と「綴喜」ノート構想時のモデル地である可能性・・曽根誠

 ・藤原宮子とかぐや姫・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・梅山秀幸

 ・かぐや姫が生まれたタケを考える・・・・・・・・・・・・・・・内村悦三

36回京田辺市民文化祭の展示と上演

        『竹取物語』かぐや姫の里は、やはり京田辺だった・・文化部会

        「竹取物語』発祥の地は”京田辺”その二」・・・・・・・・・・・・小泉芳孝 

 「飯岡トヅカ出土の神人車馬画像鏡は中国製か」・・・・・・・・・・小泉芳孝 
           内容:道教の神仙・西王母と従者、四頭立て車馬出行などの画像がみられる銅鏡
             「神人車馬画像鏡」が出土している。西王母は、中国の神話上の中心的人物と
              され、不老不死の薬をもって永遠の若さを保ちながら人の世の生命を司って
              いるとされる。
  6.
『筒城』第48輯・・(平成15年3月発行)
         『竹取物語』発祥の地は”京田辺”
          ・インドネシアの民話、中国『後漢書』『斑竹姑娘』から・・・・・ 小泉芳孝
         「私と竹取物語」・・・・・・・・・・・・玉井芳泉
         「竹製の民族楽器アンクルン」と「ミニミニ展」・・・・文化部会
         「『竹取物語』” かぐや姫の里”展を京都信用金庫で開催!」・・・・文化部会
         「かぐや姫の町」広陵町を訪ねて・・・・・藤本富雄   

7.『筒城』第49輯・・ (平成16年3月発行)                   

「『竹取物語』かぐや姫の里”京田辺の活動経過」・・・・・・・・小泉芳孝
        「竹取物語ゆかりの筒木について」・・・・・・ 

京田辺市郷土史会「かぐや姫の里を考える会」会長 小泉芳孝

「今、京田辺がおもしろい」かぐや姫ゆかりの里散策マップ・・・

京田辺市郷土史会「かぐや姫の里を考える会」会員 太田文代

8.『筒城』第49輯・・(平成16年3月発行) 

かぐや姫の里」・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・小泉芳孝
9.『筒城』創立五十周年記念誌   (
平成17年7月発行)            

”かぐや姫の里”と京田辺について」・・・・・・・・・・・・・小泉芳孝 

「キトラ・高松塚古墳」被葬者の貴公子説について・・・・・・・・太田文代 

『竹取物語』かぐや姫の里を紹介した書籍など

稲作民俗の源流-日本・インドネシア-』 小泉芳孝著(文理閣)

第4章.古代駅制・山本駅と『竹取物語』 平成12年2月20日発行 

『竹取物語』かぐや姫の里 "京田辺" 小冊子 京田辺市郷土史会編集 平成13年9月発行 

『地名探求』創刊号「『竹取物語』かぐや姫の里 "京田辺"」 小泉芳孝 
 内容:                   京都地名研究会 平成14年3月発行
  1.『竹取物語』の発祥地について  2.「竹取の翁」の家は、「山本」の近く 
  3.『竹取物語』の「かぐや姫」と『古事記』の「迦具夜比売命」  4.「かぐや姫」は「光り輝く」「火の神」
  5.『竹取物語』の五人の求婚者は実在人物  6.「大住隼人」の天孫降臨神話  7.「不死の山」は「甘南備山」
  8.『竹取物語』の舞台は京田辺

別冊1号 シンポジウム「秘められた南山城の地名を探る」 平成15年10月10日発行
   「竹取物語ゆかりの筒木について」小泉芳孝 発行:京都地名研究会
『ぴゅあはうす』特集「不思議のクニ」京田辺市 隼人の民がルーツ!?かぐや姫の里 
          
ぴゅあはうす編集室 東方出版(株) 平成15年8月号。

 記事内容:記事内容:かぐや姫と竹取の翁は実在の人物。古事記、開化天皇の孫「大筒木垂根王」と
その娘「迦具夜比売命」。要衝「山本駅」の存在が焦点に。竹取の翁は「山もと」の「山本村」周辺が
発祥の地。「竹取物語」の原型は隼人の民の伝承?。考古学者の森浩一氏は、この地に竹の文化を持ち
込んだ隼人達の伝承が原型となって、後に一つの文学に集約されたのではないかとしている。
学研都市の"わ"Wa. 2004.May VOl.22 編集:都市公団 関西支社 平成16年5月記事から。
 記事内容: 古事記には、開化天皇の孫「大筒木垂根王」とその娘 「迦具夜比売命」の名が記されていたり、
竹取の翁は「山もと」とあり、また竹取の翁は最初「さかきの造」と呼ばれていたなどから、京都府京田辺市
三山木の通称名「山本村」周辺が発祥の地であるとしている。

『エプタ』Vol.23  エプタ編集室   2005年9月号。    

  「日本昔話の世界」1.浦島太郎(京都伊根町・浦島神社)、2.桃太郎(岡山・吉備津神社) 
            3.かぐや姫発祥の地
 日本民俗学・郷土史研究家 小泉芳孝
                            
京田辺市郷土史会 会長  藤本富雄

内容:京田辺の地名が「竹取物語」の多くと一。翁の家のある「山本」は古代の駅だった。
     古事記、日本書紀にかぐや姫のモデルが。「竹取物語」の作者はだれか?

京田辺市郷土史会 かぐや姫の里を考える会
        HP http://take-tanabe.hp.infoseek.co.jp/

その他参考資料
■中西 進さん・・古事記は日本の史書である。決して神話や物語ではない。
 『万葉集』は、史書ではない。『古事記』は、史書である。編纂者の政治的立場が、いたるところに見え
 隠れしている。"史書"を研究する際には、特別な注意が必要である。『古事記』上巻は、神話ではない。
 徐福集団の日本渡来(紀元前210年)と、その子孫の"歴史"を描いた史書である。この仮説が、私の
 『古事記』観の基本をなしている。『真福寺本古事記』こそ『古事記』本来の姿を伝える唯一の写本と
 判断する。この立場からすれば、本居宣長の『訂正古訓古事記』は贋作と考えられる。『古事記』を曲解、
 改竄した偽物である。あらゆる"歴史"は、常に書き替えられる宿命を持っている。それが、"歴史"の本質
 である。 『思索過程』2002年7月24日より

 中西氏紹介−東京大学大学院修了。文学博士。成城大学教授を経て、アメリカ・プリンストン大学客員教授
  筑波大学教授、国際日本文化研究センター教授、トロント大学客員教授、大阪女子大学学長、帝塚山学院
  学院長に就任。
奈良県立万葉文化館長、京都市立芸術大学学長、国際日本文化研究センター名誉教授。
 『万葉集』など古代文学の比較研究を主に、日本文化の全体像をおさめた研究・評論活動で知られる。 
  読売文学賞、日本学士院賞、大佛次郎賞、和辻哲郎文化賞ほか受賞多数。
著書:『中西進万葉論集』
  (全8巻)
『万葉集全訳注』『中西進日本文化をよむ』ほか。

『竹取物語』”かぐや姫の里”京田辺の主な活動
36回京田辺市民文化祭で成果発表 平成13年11月3日(土)〜4日(日) 展示
   『竹取物語』絵巻物の展示 京田辺市薪の手書き染色作家 玉井芳泉さんの作品 
                   
天皇家の図面(大筒木真若王の入った開化天皇家系図)拡大して
  『旧記普賢寺之遺跡』の「大筒木垂根王」の古文書
  天女伝説の大住隼人の天孫降臨関係資料(隼人の盾)など 
  特設ステージ 人形劇(ペープサート)『竹取物語』を上演。脚本・制作・出演メンバー・・・

  人形劇団「ぷくぷく」、朗読の会「萌え」代表者 太田恵美さん 演者7人(女性)                                                  会員らの竹に関する珍品を展示。
     竹の道具 茶・花道具 「茶せん・茶杓・花器・蓋置き・結界・など」
  その他会員から
     竹の楽器 中口ひとみさん インドネシアの竹の楽器「アンクルン」1.8mX1.7m
    ベトナムの(竹の木琴)チャルン、ペルー・メキシコ・チリの楽器

    竹工芸 岩本俊彦さん 作品名「かぐや姫の誕生」 畳一畳の大きさ

「講演会」山代の古代史と民族(的)文化−甦った大筒木(綴喜)「王女かぐや姫」−

開催日時:平成15年5月25日(日)午後2時30分〜午後4時 講演会  
場 所: 京田辺市社会福祉センター 3階 第一研修室
  題: 『山代の古代史と民族(的)文化 −甦った大筒木(綴喜)−「王女かぐや姫」』
  師: 元京都府立大学長 門脇禎二氏
主催 京田辺市郷土史会 京田辺市社会教育課内

<シンポジウム>メインテーマ「秘められた南山城の地名を探る」京都地名研究会
開催日時:平成15年10月19日(日)午前10時〜16時00分 
開催場所:京田辺市中央公民館大ホール(収容人員200人)
【基調講演】10時10分〜

  「神功皇后伝説のふる里を探る南山城の”息長”の地名を手がかりとして」 
     塚口義信 堺女子短大学長(日本古代史・文化人類学)
  「竹取物語ゆかりの筒木について」
     小泉芳孝 京田辺市郷土史会理事 葛椏s放送(日本民俗学 郷土史家)
  「南山城の神社と伝承について」
     石田天祐 日本語語源研究会 潟Mルガメシュ(幻想創作家 相撲史研究家)
【シンポジウム】テーマ「秘められた山城を探る」12時50分〜16時
  冒頭コメント:吉田金彦 日本語語源研究会代表 姫路独協大学名誉教授
  予定パネリスト:塚口義信 吉田金彦 小泉芳孝 石田天佑 斎藤
  司 会:古川 章   郷土史家 洛南艸舎文庫人
シンポジウムの予定項目 

  1.神功皇后伝説と“息長”一族それに継体天皇「筒城宮」
  2.南山城の古墳(飯岡古墳群・椿井大塚山古墳・佐紀古墳群)
    山代の古墳出土鏡と被葬者は? 三角縁神獣鏡 神人車馬画像鏡
  3.『古事記』に記す山代の地名・人名・祭神
    「かぐや姫と大筒木乗根王」「山代之大筒木真若王」「山代荏名津比命」

     「山代内臣」「山代大国之淵」「山代内臣之祖」
  4.『竹取物語』にちなむ地名「山本驛」「筒城」「山崎」「甘南備山」「三室戸」など
  5.山代の渡来人に関する地名について(酒・絹織物・鉄・発酵食品)
  6.仁徳天皇「奴理能美の家と皇后磐媛」
  7.山代・山背・山城、筒木・筒城・綴喜、山代川・和訶羅河・和韓河・泉川・木津川など
 主催:京都地名研究会  共催:京田辺市郷土史会
 後援:京田辺市教育委員会、京都新聞京田辺支局、京田辺市観光協会

隼人サミット「古代隼人文化を語る」  鹿児島県隼人町
   開催日時: 平成16年8月1日(日) 午前9時45分〜午後4時15分
   開催場所: 隼人町農村環境改善センター(隼人町役場近く)鹿児島県姶良郡隼人町
 サミット出演者

   特別講演  10時15分〜「隼人と日本文化」

       森 浩一 考古学者・同志社大学名誉教授
  「隼人舞上演」・・鹿児島せばる・京田辺市大住・鹿児島神宮
 シンポジウム13時30分〜
    進 行 役  原田 泉 鹿児島大学法学部教授
    指導助言 井上満郎 京都産業大学教授 京田辺市郷土史会理事
    パネラー 下野敏見 民俗学者 元鹿児島大学教授 
         小泉芳孝 郷土史家 京田辺市郷土史会理事
         角田博文 奈良県五條市阿田郷土史探求会幹事長
         藤浪三千尋 隼人町教育委員会

      テーマT「日本神話の中の隼人」海幸・山幸などの神話、隼人と竹
    テーマU「機内に移住した隼人」京田辺・阿田への移住、竹取物語


上記以外のその他活動報告

郷土史会 機関誌『筒城』から
  1. 第36輯 「山背国綴喜郡山本駅と古代駅制について」平成3年3月発行 山本駅と竹取物語について小泉芳孝
   2. 第38輯「出垣内村のこと-大筒木旧館跡-」平成5年3月発行 竹取の翁と大筒木旧館跡について 水山春男 
  3. 第45輯「竹取物語を考える」平成12年3月発行 地元資料や文献から「かぐや姫」京田辺を推定 水山春雄
  4. 第45輯「山本村の鶴澤ノ池」平成12年3月発行 地元資料や文献から「かぐや姫」京田辺を推定 小泉芳孝 
『稲作民俗の源流-日本・インドネシア-』小泉芳孝著(文理閣)第4章.古代駅制・山本駅と『竹取物語』平成12年2月20日発行    
『京都新聞』記事 『かぐや姫の里』 平成12年10月15日朝刊「山城版」

    森浩一さんは、「京田辺市は自身を持って『かぐや姫の里』と言っても何ら学問的に不思議はない」
35回京田辺市民文化祭で『竹取物語』“かぐや姫の里”京田辺と題して展示。平成12年11月3日4日京田辺市主催。
  「展示コーナー」、田辺の竹を利用した“かぐや姫誕生シーン”、かぐや姫の絵画、

京田辺市内の“物語ゆかり”の場所説明図(地図・写真など)、

日本全国の「かぐや姫シンポジウム」活動している自治体の紹介、

市民向けの簡単な冊子の配布や参考書籍、会員による展示説明も行った。

展示、本久和枝氏制作の人形(かぐや姫)・大内理恵氏の絵画等。

『京都新聞』記事 「かぐや姫の里」郷土史会会員が会誌で紹介し、市民文化祭でも発表!平成12年11月13日朝刊「灯火」

京田辺は『竹取物語』が熟成した場所 同大名誉教授の森浩一氏「歴史シンポジウム」で発表!

京田辺が「かぐや姫」伝承地!『竹取物語』発祥地!

講演会「いま南山城の古代がおもしろい」で同大誉教授森浩一氏、

京田辺は「自信を持って“かぐや姫の里”と言っても何ら学問的に不思議はない」と発言。
36回京田辺市民文化祭成果発表 平成13年11月3日(土)〜4日(日) 展示
    『竹取物語』絵巻物の展示 京田辺市薪の手書き染色作家 玉井芳泉さんの作品
                      (絵巻物提供者:「京鹿ノ子絞館」吉岡健治氏)
    会員らの竹に関する珍品を展示。

   『竹取物語』”かぐや姫の里”京田辺の活動経過実績 
   
今までの京田辺市郷土史会などの取り組み

京田辺
      竹の道具 茶・花道具 「茶せん・茶杓・花器・蓋置き・結界・など」  
      その他会員から竹の楽器 中口ひとみさん インドネシアの竹の楽器「アンクルン」1.8mX1.7m
             ベトナムの(竹の木琴)チャルン、ペルー・メキシコ・チリの楽器 
     竹工芸 岩本俊彦さん 作品名「かぐや姫の誕生」 畳一畳の大きさ
     ミュージカル「竹取物語」上演 京田辺市中央公民館大ホール

マスメディアなど・・・
KBS京都ラジオ「笑福亭晃瓶のほっかほっかラジオ」日産フラッシュジャーナルに2001年9月14日AM11時30分頃
  京田辺市郷土史会理事  小泉芳孝氏が出演! (AM7時25分頃10分間)
 《内容》京田辺が「かぐや姫」伝承地であり『竹取物語』発祥地であること紹介、シンポ開催日パネラーの紹介など。
KBS京都TV 「田淵岩夫の特ダネ!」(2001年9月17日AM7時25分頃10分間)
   《内容》『竹取物語』「かぐや姫」発祥地のシンポ開催日とパネラー紹介、申し込み問合せ先など紹介。
「竹取物語シンポジウム」『竹取物語』かぐや姫の里は、やはり”京田辺”だった!平成13年9月22日開催!
 パネリスト花園大学の曽根誠一教授(専門:国文)
       岐阜経済大学の梅山秀幸教授(専門:日本文化)
        竹資源活用フォーラムの内村悦三会長(専門:農林)
      シンポ司会  京田辺市郷土史会理事 小泉芳孝氏(専門分野:民俗・郷土史)
      主催 京田辺市郷土史会
      後援 京田辺市教育委員会 京都新聞社竹資源活用フォーラム
  一般広報  『広報京田辺』  市広報掲示板 新聞各社  KBS京都
 【新聞記事】

『京都新聞』9月23日 『読売新聞』9月23日 『広報 きようたなべ』10月15日 『洛南タイムス』9月23日
  NHKニュース「かぐや姫 (9月22日放送)
 
『竹取物語』の舞台は、一般的に言われている奈良県広陵町ではなく、京都府南部の京田辺市ではないか」説を考えるシンポジウム京田辺市で開催!
 『竹取物語』発祥の地は "京田辺"小冊子の発行 京田辺市郷土史会 文化部会(イラスト画:染色作家 玉井芳泉
『京都新聞』『朝日新聞』記事  左をクリックして下さい!
『京都新聞』”京田辺はかぐや姫の里”京田辺市郷土史会が『竹取物語冊子』発行」 
 
『京都新聞』
”かぐや姫の里” 郷土史会がシンポ
NHKテレビ3月13日PM6時「ニュースパーク関西」でもかぐや姫の里”京田辺と放映!NHKニュース「かぐや姫」
人形劇(ペープサート)『竹取物語』上演『竹取物語』の台本作成、劇に使う絵を手作りして発表。
   上演10月3日 4日
 脚本・制作・出演・・人形劇団「ぷくぷく」、朗読の会「萌え」
京田辺は、かぐや姫の里!絵巻物 竹取物語」京鹿の子染色絞絵本展、京田辺市で開催!
  日本最古の物語を日本最古の染色「絞」で表現 玉井芳泉氏
    平成14年5月 7日〜5月12日10時〜16 時 場所:京都府京田辺市立中央図書館ギャラリー「かんなび」

富士市の中学生が修学旅行で『竹取物語』発祥地の京田辺市を訪問 郷土史会の水山氏が説明。H14.5
アンクルンとインドネシア ミニミニ展

天女のお話しとかぐや姫に似た民話などを紹介。京田辺市中央図書館ギャラリー「かんなび」
  7月21日午後1時〜講演「第二のふるさと」。講師:スゲン・サントス先生(インドネシア・ボゴール農家大学)
『竹取物語』”かぐや姫の里”を京都信用金庫三山木支店 ロビーで展示平成14年4月11日(木)〜
竹取物語のスタンプ押して  京田辺、郷土史会が作成 Kyoto Shimbun 2002.11.28 News
『地名探求』創刊号 研究ノート『竹取物語』"かぐや姫の里"京田辺 小泉芳孝 京都地名研究会発行
 内容:                                          2003.3.31.発行
 1.『竹取物語』の発祥地について 2.「竹取の翁」の家は、「山本」の近く 
 3.『竹取物語』の「かぐや姫」と『古事記』の「迦具夜比売命」 4.「かぐや姫」は「光り輝く」「火の神」
 5.『竹取物語』の五人の求婚者は実在人物 6.「大住隼人」の天孫降臨神話 7.「不死の山」は「甘南備山」
 8.『竹取物語』の舞台は京田辺
竹原市のかぐや姫文庫山口真一館長が京田辺市へ訪れ、竹取物語ゆかりの地を見学2003.5.24
『筒城48輯』から 2003.3.30
  
『竹取物語』”かぐや姫の里京田辺 インドネシアの民話、中国『後漢書』、『斑竹姑娘』から 小泉芳孝 
  
継体天皇の「筒木」は、竹から生まれた「かぐや姫」の生誕地 語源研究会 石田天佑 
  かぐや姫コンテストとサミットの開催を 京田辺市 市会議員 羽原 豊  

講演会甦った大筒木(綴喜)「王女かぐや姫−」開催!平成15年5月25日午後2時30分〜市社会福祉センター 
    
演題 『山代の古代史と民族(的)文化 −甦った大筒木(綴喜) 「王女かぐや姫」ー』
    講師 元京都府立大学長 門脇禎二氏
 主催 京田辺市郷土史会 京田辺市社会教育課内
  『竹取物語』の研究者 神奈川県の大学院生 川勝さんが講演会に来訪され郷土史会員と交流。
そよかぜ幼稚園のPTAが『竹取物語』劇する為、郷土史会長に問合せあり。資料を渡す。H15.6
「かぐや姫の里を考える会」の発起人会を開き目的と活動方針を検討。京田辺市郷土史会 市中央公民館2F会議室 H15.7.19
ハウジングマガジン雑誌『ぴゅあはうす』に取り上げられる・・・2003年8月1日発行
  特集「不思議のクニ」京田辺市 隼人の民がルーツ!?かぐや姫の里 ぴゅあはうす編集室 東方出版(株) 平成15年8月号。
  記事内容:かぐや姫と竹取の翁は実在の人物。古事記、開化天皇の孫「大筒木垂根王」とその娘「迦具夜比売命」。
  要衝「山本駅」の存在が焦点に。竹取の翁は「山もと」の「山本村」周辺が発祥の地。「竹取物語」の原型は隼人の民の伝承?。
  考古学者の森浩一氏は、この地に竹の文化を持ち込んだ隼人達の伝承が原型となって、後に一つの文学に集約されたのではないか
  としている。
カラー写真入りで8ページに渡り紹介された。綺麗なカラー写真と解かりやすい記事です。きっと出かけて見たく
  なる記事です。京田辺市にある一休寺の紹介もされています。
「かぐや姫と竹フエスタ」イベントで「かぐや姫の里を考える会」が協力参加。主催:市商工会「ファイトクラブ三山木」 2003.10.18
  「もののけ姫」調のバンド演奏による「かぐや姫の里・京田辺」の歌が完成し会場で初披露した京田辺市郷土史会「かぐや姫の里を考える会」。
京新聞記記事 「変わる観光 一休さん頼み限界」
  記事内容:京田辺は「竹取物語」の舞台という伝承があり、郷土史会が今年、「かぐや姫の里を考える会」を設立した。
  かぐや姫伝説を生かしたセミナーやウオ
キングなど実施する予定だ。
  一休に並ぶ観光ブランドとして魅力があるが、定着するかは未知数だ。・・・
学研都市の"わ"Wa. 2004.May VOl.22 編集:都市公団 関西支社 平成16年5月記事から。
   京阪奈歴史散歩 竹林と古文書が伝える・京田辺。「かぐや姫の里」京田辺が取り上げられる。
 記事内容:古事記には、開化天皇の孫「大筒木垂根王」とその娘 「迦具夜比売命」の名が記されていたり、
     竹取の翁は「山もと」とあり、また竹取の翁は最初「さかきの造」と呼ばれていたなどから、
     京都府京田辺市三山木の通称名「山本村」周辺が発祥の地であるとしている。

隼人サミット「古代隼人文化を語る」
   平成16年8月1日(日) 午前9時45分〜午後4時15分隼人町農村環境改善センター鹿児島県隼人町
  隼人サミットでは、隼人に関する講演やシンポジウムのほか京田辺市の隼人舞や鹿児島神宮の隼人舞を披露。
  竹と文化、機内隼人の歴史、海幸・山幸の神話それに隼人と竹取物語との関係などの隼人の文化を掘り起こされた。
  中央に位置し、曽の国と呼ばれていました。
読売新聞「古事記と山城 深い関係」かぐや姫の里 (学研都市支局長 中野真一) 2004.8.23記事「京都総局から」
 記事内容:夏休みに口語訳の『古事記』を読み、京田辺市大住の月読神社「隼人舞」が九州の大隅半島から移住したとされる。
    市郷土史会の小泉芳孝さんは、この山城を「かぐや姫の里」と言い、垂仁天皇のきさきカグヤヒメの父オホツツキタリネは
    綴喜に、月読神社は月に通じるとのみかた。昨年この話を聞いた商店街と同志社大生がかぐや姫コンテストを企画。人気を呼ぶ。
「京田辺のかぐや姫伝説」講演 京田辺市商工会工業部会「キララ会」主催 2004.9.7
 講師:市郷土史会 小泉芳孝
   商工会が地域の活性化と商品開発に向けた取組の一環として「かぐや姫の里と京田辺」
を解説。

富士市の親子が「夏休みの課題」で『竹取物語』発祥地の京田辺市を訪問 2005年7月 

  京田辺市郷土史会の藤本富雄会長が詳細説明し資料を手渡した。
『筒城』創立五十周年記念誌   (平成17年7月発行)  

   1.「キトラ・高松塚古墳」被葬者の貴公子説について・・・会員 太田文代 。
      古墳の被葬者は、かぐや姫の貴公子モデルか「キトラ古墳」阿部御主人と「高松塚古墳」石上麻呂。
   2.「"かぐや姫の里"と京田辺市について」・・・・・理事 小泉芳孝
      あゆみ、 視野の広がりと今後の展望。
雑誌『エプタ』Vol.23  エプタ編集室発行。会長宅へ取材  2005年9月号。

    「日本昔話の世界」1.浦島太郎(京都伊根町・浦島神社)、2.桃太郎(岡山・吉備津神社) 
            3.かぐや姫発祥の地
 日本民俗学・郷土史研究家 小泉芳孝

京田辺市郷土史会 会長  藤本富雄

  内容:京田辺の地名が「竹取物語」の多くと一。翁の家のある「山本」は古代の駅だった。
     古事記、日本書紀にかぐや姫のモデルが。「竹取物語」の作者はだれか?

かぐや姫サミット 開催地訪問 −ひとり旅のリポート− 2006年度活動
  日時: 2005年(平成17年)12月6日(火)〜11日(日)
      AM10:00〜PM6:00  (5日はPM1:00から、10日はPM5:00まで、11日はPM4:00まで)
  場所: 京田辺市立中央図書館 ギャラリー「かんなび」
      京都府京田辺市田辺辻40番地
  内容: 文化と産業が融合した文化の香り高いまちをひざす七市長の「かぐや姫」「産業」「遺跡」「文化施設」などを紹介。
  主催: 中口ひとみ (京田辺市郷土史会 かぐや姫の里を守る会会員)
  訪問地 第一回 平成7年 奈良県広陵町   第二回 平成8年 岡山県真備市
     第三回 平成9年 京都府向日市     第四回 平成10年 鹿児島県宮之城町
     第五回 平成11年 静岡県富士市    第六回 平成12年 香川県長尾町
     第七回 平成13年 広島県竹原市
京田辺市郷土史会 機関誌『筒城』第51輯2006年(平成18年)3月発行
   『竹取物語』の求婚難題説話と先住民族「隼人」 小泉芳孝
      1.かぐや姫の難題「燕の子安貝」 2.先住民族「隼人」の天孫降臨神話
  『竹取物語』"かぐや姫の里" 「京田辺」 京田辺市郷土史会 文化部会
     「竹取物語の舞台が京田辺市」に賛同頂いている先生の紹介
     吉田金彦、森浩一、門脇禎二、本田義憲、井上満郎、塚口義信、中西進、曽根誠一、
      矢代新一、井上仁一他の先生方。その他の新聞記者など。
  「かぐや姫伝承と磐の姫について」 有地淑羽   
紙人形劇と語りで綴る「竹取物語」の上演活動。2006年
     (京田辺市在住の人形劇団「ぷくぷく」朗読の会「萌え」) 
   「竹取物語の里 "京田辺"」での2006年公演
     2/21 京田辺市立桃園小学校/6年生授業
     6/6  京田辺市中央図書館/京都子供文庫連絡会南部研究会
     12/3 京田辺市福祉センター/児童青少年演劇まつり?やましろのくに
     12/18 京田辺市立薪小学校/6年生授業
  他に12/2.3開催の「児童青少年演劇祭り?やましろのくに」
   今年のテーマ「きずの竹」で企画しています。
    出演作品/ミュージカル「竹取物語」、紙人形劇 と語りで綴る「竹取物語」
    展示作品/人形劇「かぐやひめ」(八幡)
『毎日新聞』の記事で京田辺市郷土史会の会報『筒城』を紹介された。
  竹取物語地元説を特集で
かぐや姫は「京田辺生まれ」の記事
  かぐや姫の里"京田辺"も全国区になった…。2006年(平成18年)5月23日記事
少年写真新聞「図書館教育ニュース」No.1114 2007年(平成19年)5/18号
 ミステリアスナ竹取物語として
「京都府京田辺市説」が富士市説と広陵町説とともに掲載される
『毎日新聞』2007年6月9日記事
 「竹取物語」京田辺発祥説 
全国一万部発行の「図書館教育ニュース」学校壁新聞に掲載 「古事記に名前 信憑性ありと判断」
「かぐや姫の里」
    ビデオ動画講座


その他のマスメディア
NHKニュース「かぐや姫」 竹取物語シンポジウム 〜京田辺市〜(平成13年9月22日放送)
「かぐや姫を主人公とした『竹取物語』の舞台は、一般的に言われている奈良県広陵町ではなく、京都府南部の
京田辺市ではないか」という説を考えるシンポジウムが、京田辺市で開かれました。

KBS京都ラジオ 「笑福亭晃瓶のほっかほっかラジオ」の日産フラッシュジャーナルに
                   (2001年9月14日AM11時30分頃)
京田辺市郷土史会理事  小泉芳孝氏が出演! (AM7時25分頃およそ10分間)
《内容》京田辺が「かぐや姫」伝承地であり『竹取物語』発祥地であることの紹介と、シンポの開催日
それにパネラーの紹介、申し込み問い合わせ先など。
KBS京都TV 「田淵岩夫の特ダネ!」催し物紹介コーナーで
              
(2001年9月17日AM7時25分頃およそ10分間)
《内容》『竹取物語』「かぐや姫」発祥地のシンポ開催日とパネラーの紹介、申し込み問い合わせ先などを
スタジオに掲げたポスターで紹介。



 2001年2月下旬に、「稲作民俗の源流―日本・インドネシアー」として出版。

題名『稲作民俗の源流―日本・インドネシアー』 
    初版発行 2001年2月20日
    発行所 文理閣 図書出版     
    定価  5000円+税
       上記本の写真と内容 詳細は左をクリック!


お読みになった方からメールをいただきました。
 「稲作民俗の源流―日本・インドネシアー」を読んでお礼のメールをいただきました。 2005年8月5日 21:36
ディスカバリーチャンネルなどででリポートされている方から
 とても中身が濃く、何度もまだまだ読み込める可能性を秘めた素晴らしい御本です! 
 御本の中にもありました「先祖と一体になる」という言葉!素晴らしい表現ですね。
 これは「感謝」の枠を超えた人生観であり、宇宙観であり、哲学だと感じました。


 ========== 切取り線 ============ 切取り線 ====  

特別特価(筆者発送分のみ)

下記の郵便振込 講座番号に4000円をお振込ください。

定価5000円+消費税を、4000円(本の郵送料+消費税は当方負担)に
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 4000円(本代+郵送料+封筒込み)を下記の郵便振込 講座番号へお送りください。


『郵便振込』 講座番号 00920-7-40389
       加入社名 小泉芳孝
       通信欄  稲作民俗の源流〜日本・インドネシア〜

 なお発送は、上記が当方に到着しだい発送させて頂きます。  

棚田支援市民ネットワーク http://www.avis.ne.jp/~ogit22/tanada.htm
 http://www2.tokai.or.jp/IZUMIGOU/

千年の都、京都。ここを起点として近畿から国の内外に
  国の内外に及び、地名を広く
細かく蒐集し、比較調査して、
  地名を学ぶ会です。・・

「地名は大地に刻まれた歴史」 谷川 健一
    
(宮城県地名研究会HPから)
■「都藝泥布」 第1号(読み「つぎねふ」は「山城」の枕詞)
 京都地名研究会の通信誌の第1号

 京都地名研究会の通信誌の第2号 
 京都地名研究会の通信誌の第3号
 京都地名研究会の通信誌の第4号
 京都地名研究会の通信誌の第5号


隼人サミット「古代隼人文化を語る」
                                     鹿児島県隼人町
目的
 隼人町一帯は古代日向国の大隅、阿多の中央に位置し、曽の国と呼ばれていました。
 この地域は一宮正八幡宮である鹿児島神宮を持ち、海幸・山幸伝説など神武東征に係る伝説が数多く
存在します。鹿児島神宮には、山幸が龍宮から持ち帰ったとされる、潮満玉と潮引き玉が保管されてい
ると言われています。また、天皇の即位の礼に舞われるとされる隼人舞も千年もの時代を経た現在でも
受け継がれていると言われます。

 この隼人舞が庶民化し、祭事などで舞われ、せばる隼人舞・京田辺市の隼人舞、さらに猿楽・能楽へと
進化したものと言われています。これらの事が物語る古代隼人の文化とは、古代日本の形成に大きく影
響した事が伺えます。
 今回の隼人サミットでは、隼人に関する講演やシンポジウムのほか京田辺市の隼人舞や鹿児島神宮の
隼人舞の競演を予定しています。シンポジウムでは、考古学者や隼人研究者それに民俗学者らとともに、
隼人の竹と文化、機内隼人の歴史、海幸・山幸の神話それに隼人と竹取物語との関係などの隼人の文化を
掘り起こすことになっています。

 開 催 日 : 平成16年8月1日(日)
  
開催時間 : 午前10時〜午後4時15分
  開催場所 : 隼人町農村環境改善センター
     鹿児島県姶良郡隼人町内山田1丁目14番10号
     電話0995−42−1911(隼人町役場近く)
サミット出演者

 特別講演  10時15分〜
  森 浩一 考古学者・同志社大学名誉教授

シンポジウム13時30分〜
 進 行 役  原田 泉 鹿児島大学法学部教授
 指導助言 井上満郎 京都産業大学教授
 パネラー 下野敏見 民俗学者 元鹿児島大学教授 
      小泉芳孝 京田辺市郷土史会理事
      角田博文 奈良県五條市阿田郷土史探求会幹事長
      藤浪三千尋 隼人町教育委員会

《開催スケジュール》
  ビデオ観賞「南の疾風・隼人」ダイジェスト 
  特別講演 森 浩一「隼人と日本文化」
  隼人舞T 鹿児島せばる 休息 隼人舞U京田辺市
  シンポジウム 13時30分〜15時50分
  テーマT「日本神話の中の隼人」海幸・山幸などの神話、隼人と竹
  テーマU「機内に移住した隼人」京田辺・阿田への移住、竹取物語
  隼人舞V 鹿児島神宮 15時50分〜 

《参加者略歴》
  ☆ 森 浩一 同志社大学名誉教授
     1928年大阪市生れ 同志社大学文学部卒業。
     専攻:日本考古学 日本文化史学
     著書:『交錯の日本史』(朝日新聞)『日本神話の考古学』他多数
  ☆ 原口 泉 鹿児島大学法学部教授 
     著書:『鹿児島歴史散歩』他 
  ☆ 井上 満郎  京都産業大学教授
     京都大学卒業 大隅隼人の移住先に在住
     専攻:日本史 考古学(日本古代史研究)
     著書:『古代・中世の政治文化』『平安京』他多数
  ☆ 下野 敏見  元鹿児島大学教授
     鹿児島県知覧町出身 鹿児島大学文理学部卒 
     62年、第一回柳田国男賞。90年「東シナ海文化圏の民族」で南日本出版文化賞。
     著書:『隼人の国の民族史T・U』『南九州の伝統文化T・U』他多数
  ☆ 小泉 芳孝 京田辺市郷土史会理事
     1947年京都府生れ 近畿大学法学部卒業・佛教大学文学部卒業
     職歴:京都放送勤務
     専攻:日本民俗学・郷土史・京都民俗学談話会会員 京都地名研究会常任理事
     著書:『稲作民族の源流 日本・インドネシア』
     投稿:『竹取物語』かぐや姫の里京田辺市
  ☆ 角田 博文 奈良県五條市阿田郷土史探求会幹事長
  ☆ 藤浪 三千尋 鹿児島県隼人町教育委員会

近々、このサミットの発言を記した立派な冊子が隼人町から発行されます。2005.05.22


京都地名研究会では、別紙のようなシンポジウム「秘められた南山城の地名を探る」を開催しました。

古代天皇である継体天皇や地域に伝説が残っている神功皇后などについて日本の第一人者である堺女子短期大学の塚口義信学長や、この地域を研究している京都地名研究会員をパネリストとして専門の分野から報告して頂きました。今回のシンポジウムは、伝承だけではなく地域に実在していた物で歴史教科書をなどを書き変えなくてはならないのではないかと思われる内容でした。

開催日: 平成15年10月19日(日)  時 間: 午前10時〜16時30分 

場 所: 京田辺市立中部住民センター  メインホール(収容人員200人以上)

    〒610−0311京都府京田辺市草内美泥22−2 0774−64−8810

来聴歓迎(事前申し込み不用)、小冊子資料代:会員無料、非会員500円(当日徴収)

パネリスト:塚口義信 吉田金彦 小泉芳孝 石田天佑斎藤幸雄 シンポジウムの司会 古川 章

内容

1.神功皇后伝説は、伝説でなく山城を本拠地にして居住していた。

2.仁徳天皇「奴理能美の家と皇后磐之媛(いわのひめ)」は、日本最初の養蚕技術を持ち込んだところ。

3.継体天皇「筒城宮」は、息長氏(渡来人)の南山城と深い関係があり筒木に来た。

  4.『竹取物語』のかぐや姫は、筒木を舞台にして書きあげられた。
  5.山代の渡来人に関する地名について(酒・絹織物・鉄・発酵食品)がある。

6.山背(やましろ)は、平城京の背だけであったが、難波京からの背でもある。

主催:京都地名研究会

共催:京田辺市郷土史会 京田辺市社会教育課内 0774-62-9550 

後援:京田辺市教育委員会、葛椏s新聞社、京田辺市観光協会、かぐや姫の里を考える会、

協賛:関西元気文化圏参加事業 (「関西から文化力 POWER OF CULTURE」ロゴマーク使用)

問合せ先

○京都地名研究会 代表理事
600-8429 京都府京都市下京区御供石町360
 日本語語源研究所
気付 吉田金彦


<シンポジウム> メインテーマ「秘められた南山城の地名を探る」 

京都地名研究会では、別紙のようなシンポジウム「秘められた南山城の地名を探る」を開催しました。

古代天皇である継体天皇や地域に伝説が残っている神功皇后などについて日本の第一人者である堺女子短期大学の塚口義信学長や、この地域を研究している京都地名研究会員をパネリストとして専門の分野から報告して頂きました。今回のシンポジウムは、伝承だけではなく地域に実在していた物で歴史教科書をなどを書き変えなくてはならないのではないかと思われる内容でした。

 山城は古くから文化の栄えた所です。京都地名研究会では、南山城における『記紀』や『万葉集』などの古代地名や人名について、研究者をお招きして「秘められた南山城の地名を探る」を開催することとなりました。このシンポジウムにより南山城の古代地名を明らかにすることにより先進的な地域であったことがわかるのではないかと考えています。日本語と日本文化の起源を知るには、地名への関心が一つの大きな意味を持っています。文献の記録をもとに、土地の伝承に耳を傾け、南山城の古代地名を明らかにしたい。

開催日: 平成15年10月19日(日)

時 間: 午前10時〜16時30分 

場 所: 京田辺市立中部住民センター  メインホール(収容人員200人以上)

      〒610−0311京都府京田辺市草内美泥22−2 0774−64−8810

<交通アクセス> JR片町線 新田辺駅・近鉄京都線 新田辺駅下車

1.近鉄バスターミナルより 京阪宇治又は奈良交通バス(約8分)「草内口」下車すぐ

             草内行き8:30 9:00 9:30

2.JR新田辺駅より東へ徒歩約18分・近鉄新田辺駅より東へ徒歩約15分 

3.自家用車の方は、国道307号線 山城大橋の東側(駐車場30台)

   ■来聴歓迎(事前申し込み不用)、小冊子資料代:会員無料、非会員500円(当日徴収)

  10:00〜 10:10 総合司会:地名研究会 糸井道浩 (入口でシンポの質問用紙配布)

開会あいさつ:主催 京都地名研究会常任理事

                     共催 京田辺市郷土史会会長

【基調講演】 10時10分〜12時30分 

10:10〜11:20「神功皇后伝説のふる里を探る―南山城の“息長(おきなが)”の地名を手がかりとして―」

           塚口義信 堺女子短期大学 学長 (日本古代史・文化人類学)

11:20〜11:25  休 憩

11:25〜12:05「竹取物語ゆかりの筒木について」

小泉芳孝 京田辺市郷土史会理事 (日本民俗学 郷土史家)

12:05〜12:30 「南山城の神社と伝承について」

石田天祐 日本語語源研究会 潟Mルガメシュ(幻想創作家 相撲史研究家)  

休憩12時30分から13時20分(昼食・シンポの質問用紙回収)

周辺食事出来る所少なく弁当持参して下さい。

【シンポジウム】 13時30分〜16時30分

 テーマ「秘められた南山城の地名を探る」      

冒頭コメント:

「つぎねふ山代と河内との関係」−地名から仁徳・継体の筒城行幸の跡を考える−

吉田金彦 日本語語源研究会代表 姫路独協大学名誉教授

予定パネリスト:塚口義信 吉田金彦 小泉芳孝 石田天佑 斎藤幸雄

シンポジウムの司会  古川 章

シンポジウムの予定項目    途中の休憩でシンポの質問用紙回収

1.神功皇后伝説と“息長”一族それに継体天皇「筒城宮」

2.南山城の古墳(椿井大塚山古墳・佐紀古墳群・飯岡古墳群)

山代の古墳出土鏡と被葬者は? 三角縁神獣鏡 神人車馬画像鏡

3.『古事記』に記す山代の地名・人名・祭神      
かぐや姫(かぐやひめ)大筒(おおつつ)木垂根王(きたりねおう)」「山代(やましろ)()大筒木(おおつつき)真若王(まわかおう)」「山代(やましろ)()()名津比(なつひ)()

山代(やましろの)内臣(うちのおみ)」「山代(やましろの)大国(おおくに)之淵(のふち)」「山代(やましろの)内臣(うち)之祖(のおや)

4.『竹取物語』にちなむ地名「山本」「筒城」「山崎」「甘南備山」「三室戸」など
5.山代の渡来人に関する地名について(酒・絹織物・鉄・発酵食品)
6.仁徳天皇「奴理能美の家と皇后磐之媛(いわのひめ)

7.山代・山背・山城、筒木・筒城・綴喜、山代川・和訶羅(わから)河・輪韓(わから)河・泉川(河)・木津川など

  質疑・応答 16時15分から16時30分

京都地名研究会事務局 綱本逸雄から連絡事項の報告 

閉会あいさつ:京都地名研究会から

懇親会:17時30分〜 事前申込者のみ

主催:京都地名研究会   

共催:京田辺市郷土史会 京田辺市社会教育課内 0774-62-9550 

後援:京田辺市教育委員会、葛椏s新聞社、京田辺市観光協会、かぐや姫の里を考える会、

協賛:関西元気文化圏参加事業 (「関西から文化力 POWER OF CULTURE」ロゴマーク使用)

問合せ先

○京都地名研究会事務局
         〒617-0002 京都府向日市寺戸町二枚田12-46 綱本逸雄
気付
                Tel&Fax 075-933-5667 E−mail:nimaida@nifty.com 

○日本語語源研究所
           
600-8429 京都府京都市下京区御供石町360
         当会代表理事 吉田金彦(方)Tell&Fax 075-361-8812
 

○京都地名研究会HP http://chimei.hp.infoseek.co.jp/
        
HP担当    広報係 小泉芳孝

【基調講演の内容】

テーマ「神功皇后伝説る里を探る―南山城の“息長(おきなが)”の地名を手がかりとして―」塚口義信

古事記や日本書紀それに風土記などに記されている神功皇后伝説や息長氏、あるいは応神天皇や継体天皇などの古代天皇を研究している塚口義信氏から「古代山城南部の歴史」、特に「南山城の“息長”一族」についてお話ししていただく。塚口氏によると、神功皇后の系譜や伝承は、滋賀県坂田郡の息長氏が有力になる6世紀以前から山城南部の“息長”一族によって伝承されてきたものであり、この一族は息長帯比売の陵墓伝承のある、大和三大古墳群の一つとして有名な佐紀古墳群と深い関わりを有しているという。京田辺市にある普賢寺の山号は息長山であり、朱智神社の祭神「山代之大筒木真若王」(「山代」「筒木」に由来する名前)をはじめ神功皇后の系譜に山城南部の地名に由来する名が多く登場する。これは、山城南部の“息長”一族がこの伝承を語り伝えてきたからであり、6世紀初頭に継体天皇が筒城宮に来たのも、この一族と近江坂田郡の息長氏が継体を支援していたからである。

“息長”“綴喜”“高木”“綺田(かばた)”などをはじめとする南山城の地名を手がかりに、神功・応神伝承の謎を解き明かすとともに、4〜6世紀における山城南部の政治集団とヤマト政権(畿内政権)との関わりについて考察していただく。

塚口氏紹介−堺女子短期大学 学長、文学博士。1946年大阪府生まれ。専攻:日本古代史・文化人類学。関西大学第一高等学校・第一中学校教諭、関西大学講師など歴任。主な著書『神功皇后伝説の研究』(創元社)『ヤマト王権の謎をとく』(学生社)『古代王朝をめぐる謎』(学生社)『三輪山の古代史』(学生社)『三輪山の神々』(学生社)『古代天皇のすべて』(新人物往来社)など。

テーマ 「竹取物語ゆかりの筒木について」 小泉芳孝

京田辺市に伝わる伝承や社寺の本源記、それに個人が持っている古文書を見ていると。実に古く神代の時代のことが多く書かれている。

これらの内容が何時の時代に、どのように、どういう意図を持って書かれたのか今まで解からなかった。ところが最近、堺女子短期大学の塚原義信学長の著書『やまと王権の謎をとく』などを読んだ時、今まで何となく目にして来た地元に伝わっている伝承や、古文書などに書かれていることが私の頭の中で繋がり、『古事記』に記す山代(やましろ)()大筒木(おおつつき)真若王(まわかのみこ)」「大筒木(おおつつき)垂根王(たりねのみこ)」や、『日本書紀』に記す「筒木の韓人、名は奴理(ぬり)能美(のみ)」「仁徳天皇の歌と磐之媛の答歌」それに、その後の出来事などが私の頭の中で具体的なイメージとして浮かび上がってきたのである。

それとともに最近、京田辺市郷土史会で取り組んでいる『竹取物語』かぐや姫の里“京田辺”の『古事記』垂仁記に記す「大筒木(おおつつき)垂根(たりねの)王之女(みこのむすめ)迦具夜(かぐや)比売(ひめの)(みこと)」も架空の人物でなく「筒木」(筒城・綴喜)に居住していた人で、大筒木垂根王は筒木を舞台に活躍した実在の人物であったことがわかった。

また、延喜式内朱智(すち)神社の祭神や息長山普賢寺それに甘南備山、継体天皇の「筒城宮」などから、『竹取物語』ゆかりの筒木が山代地域において重要な位置を占めていることに気付いた。これらについて私なりの考えを述べてみたいと思います。  

小泉氏紹介−京田辺市郷土史会理事、葛椏s放送勤務。1947年京都府生まれ。近畿大学法学部法律学科卒業、佛教大学文学部史学科卒業、専攻:日本民俗学・郷土史。京都民俗学談話会会員、京都府立山城郷土資料館友の会。主な著書『稲作民俗の源流−日本インドネシア』(文理閣)。主な投稿『竹取物語“かぐや姫の里”京田辺』京田辺市郷土史会編・『京都民俗』京都民俗学談話会会誌・『筒城』京田辺市郷土史会報など。

テーマ 「南山城の神社と伝承について」 石田天祐

私は、南山城に関する記紀神話や万葉集それに祭神など言語学の分野から迫ってみる。現代の山城における地名は、古代日本語・やまとことば・中国語・古代朝鮮語・満州語などあらゆる分野の言語から分析しないと解明できない。各地の地名や人名それに祭神などについては、派生語や母音交替形・同音同義などから言語や語根を解読していかなければならない。

それらの中から南山城における各種神社の伝承について地名や祭神がどのようにかかわっていたのかお話しする。特に継体天皇や仁徳天皇と渡来人との関係や、歴史上は神話とされている神社の祭神など言語学から見た南山城の歴史を述べる。この地域は、歴史上かなり古くから栄えていたところであり一般の歴史書には記されていない。しかしここには古くから南方や中国大陸それに朝鮮半島から渡来人が住み着き神功皇后や息長足姫に関係する地名や伝承が残っている。

石田氏紹介−潟Mルガメシュ代表。1943年静岡県生まれ。京都大学文学部言語学科卒業、同大学院修士課程終了。相撲史研究家・幻想創作家。日本語源研究会・総合文芸誌「まほろば」編集長。著書『イグドラシルの言語学 −やまとことばの源流を尋ねて』『義留我(ぎるが)明主(めしゅ)の言語学 −続やまとことばの源流を尋ねて』(ギルガメシュ出版)・『忽然の人』(ギルガメシュ出版)・『マルドゥクの怒り』(ギルガメシュ出版)・小説集『風と馬と』(現代企画室)など。

【シンポジウム冒頭コメント】

テーマ「つぎねふ山代と河内との関係」−地名から仁徳・継体の筒城行幸の跡を考える− 吉田金彦

市域の地名を調べて山代と山背の国名の由来を知り、奈良のほかに河内との関係が深いことを考えた。

そして枕詞ツギネフの意味も地名山代・山背の意味に即して決定することができる。伝承時代である仁徳天皇は、淀川・木津川を経て筒城入りした。また継体天皇は、河内の国から山越えで山背にやってこられた。それらは地名で推理することができるのである。

 吉田氏紹介−日本語語源研究会代表、京都地名研究会代表理事。1923年香川県生まれ。京都大学文学部卒業。専攻:国語国文学。京都府立女子短大教授、大阪外国語大学教授、姫路独協大学名誉教授。著書:『日本語語源学の方法』(大修館)、『古代日本語をさぐる』(角川書店)、『古代日本語を歩く』(弘文堂)、『京都滋賀 古代地名を歩く』T・U(京都新聞社)、「ことばのカルテ」(創拓社)、「埋もれた万葉の地名」(東京堂)など。

パネリスト 「流域をめぐる史跡・伝承」 斎藤幸雄

木津川をめぐる歴史や文学(古代〜近代)にこだわり、ロマンを求めてその伝承や史跡を探訪してきた。そういう中で多くの「南山城逃避行」現象を見いだした(古代より近世の徳川家康・熊沢蕃山にいたる)。磐之媛などもその一人である。市辺押磐皇子の遺児顕宗・仁賢天皇もそうだが、継体天皇もその視点で見ると面白いのではと思ったりしている。

また古伝承を、「水」を視点にしてとらえてみるのもその謎を探るうえで面白い。田辺の神功皇后不違池伝説、精華町の船長(ふなおき)伝説、山代大国之淵の娘(かに)戸辺(はたとべ)にまつわる亀石伝説、武埴安彦・忍熊王・莵道稚郎子等々。その背後に水系氏族の息長氏・和珥氏が介在、葛城氏や丹波の氏族もかかわる。

 専門研究家ではないので、南山城の歴史ロマンを楽しむ立場からシンポシウムに参加できたらと思っている。

斎藤氏紹介−緑と教育と文化財を守る会(城陽市)副会長、枚方文学の会会員、1937年旧満州国生まれ。京都教育大学第二社会学科卒業、大阪府公立中学・高校に在職した。専攻:日本中世史(平家物語)、著書:『木津川歴史散歩』(かもがわ選書)、『続・木津川歴史散歩』(かもがわ選書)、『やましろ歴史探訪』(かもがわ出版)。枚方文学の会会誌『法螺』に「木津川歴史散歩」を連載(今は宇治川に視点を移している)。また古典文学を読む三つのサークルに所属し、平家物語や太平記を読み続けている。

シンポジウムの司会  古川 章

洛南艸舎文庫『洛南艸舎手づくり消息』を主宰し、第43号を数える。京田辺市役所で37年勤務し、今まで『京都府田辺町史』『田辺町郷土史社寺編』『田辺町近代誌』『田辺町近世近代資料集』の刊行。京田辺市郷土史会の『筒城』などの編纂や事務局を担当した。

今回シンポジウムの司会を担当することになり郷土史の素晴らしい歴史を各分野の専門の先生方や郷土史家の方たちと共に研究できることを嬉しく思っている。

  「新しい視点と展開に期待」

南山城地方は、近畿の中心地であり、加えて関西学術研究都市として20世紀は脚光を浴びた。そのため開発も著しく進み、考古学の分野や市町村史誌の刊行による古文書類の発掘なども進んだ。しかし、21世紀は、大陸からの渡来人の足跡など、黒潮文化の解明を深めなければならないと思われる。こうしたとき「秘められた南山城の地名を探る」は、自宣を得たテーマといえる。

 バネラーの諸先生方の新しい視点として南山城のこれまでの南北軸文化に加えて、東西軸文化の幕開けにふさわしいシンポジウムであろう。

古川氏紹介−洛南艸舎文庫主宰。1937年京都府生まれ。立命館大学文学部卒業、専攻:日本文学。歌人・エッセイスト。主な著書『田辺郷土史なんやかんや』『南やましろの綴喜』共書、『京のかくれ話』(同朋舎)

別冊1号(京都地名研究会)
シンポジウム 
「秘められた南山城の地名を探る」
 平成15年10月 1日印刷
   平成15年10月10日発行
   発行 京都地名研究会
   編集 京都地名研究会常任理事 小泉芳孝
  編集協力 京田辺市郷土史会 

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■ 当日配布した冊子のないようです。140ページにも登る貴重な資料です。

別冊1号(京都地名研究会)
シンポジウム 
「秘められた南山城の地名を探る」

     編集・発行:京都地名研究会
     Kyoto Circle Toponymy 

      編集協力:京田辺市郷土史会

編集後記

 京都地名研究会の第6回例会は、特別企画による公開シンポジウム「秘められた南山城の地名を探る」を京田辺市で開催されることになりました。今回のシンポジウムは、南山城の歴史の謎に迫るべく南山城スペシャルとして神功皇后や継体天皇などの研究者として最先端を走っておられる堺女子短期大学の塚口義信学長やこの地域を研究しておられる京都地名研究会員をパネリストとしておこし頂きそれぞれ専門の分野から報告して頂くことになりました。

南山城には、かなり古くから渡来人によって先進的な文化が伝わり栄えたといわれています。特に筒木の原や普賢寺谷では、神功皇后や仁徳天皇それに継体天皇などが居住していたといわれ、記紀などに明記されています。また、今まで神話と言われていた大筒木垂根王や大筒木真若王それに迦邇米雷王などの時代においては、平安時代に作られた『竹取物語』に「迦具夜比売命(かぐや姫)」がいて実在の皇后であるなど最近興味ある発表が地元の郷土史会から報告されています。

この冊子は、メインテーマ「秘められた南山城の地名を探る」における基調講演とシンポジウムのレジュメ及び資料として作成いたしました。編集担当者としては、当初レジュメのつもりで取りかかったのですが、先生方の熱意により沢山の貴重な資料をご提供いただき立派な冊子(別冊1号)に仕上げることが出来ました。各先生方のご協力により貴重な研究資料を提供して頂きましたことを、この場を借りてお礼申し上げます。

 この冊子が南山城地域における歴史解明の為の資料として役立てることが出来れば幸いです。

 
■冊子の販売について

 この冊子は、メインテーマ「秘められた南山城の
地名を探る」における基調講演とシンポジウムのレ
ジュメ及び資料(A4サイズ 134ページ)として
作成いたしました。編集担当者としては、当初レジ
ュメのつもりで取りかかったのですが、先生方の熱
意により沢山の貴重な資料をご提供いただきました
ので別冊1号として仕上げることにしました。各先
生方のご協力により貴重な研究資料を提供して頂き
ましたことを、この場を借りてお礼申し上げます。
 この冊子が南山城地域における歴史解明の為の資
料として役立てることが出来れば幸いです。
 なお、この冊子の作成にあたっては、編集者個人
の費用で作成しました。
 このため書店では販売されていません。このたび
この冊子をほしいという方が多数ありましたので、
郵便振された方にのみ残部を郵送で特別にお送りす
ることにしました。
 この冊子は、関係者の間で3000円の価値があ
ると言われています。また、この分野を研究されて
いる方にとっては、9000円の価値があるとも言
われています。
 申し訳ありませんが、先着順とさせて頂きますの
で下記をお読みになってお手続き下さい。


タイトル 別冊<シンポジウム>「秘められた南山城の地名を探る」
                 発行 平成15年10月19日
■上記のシンポジウム資料(レジュメ兼資料)を、
一冊2000円(本代+郵送料+封筒込み)にて残部をお送りすることにしました。ただし
メールで事前に希望された方のみ1300円(本代+郵送料+封筒込み)にて残部をお送り
することに致します。  
E−mail koi@catnip.freemail.ne.jpでお申込下さると共に下記の郵便振込 講座番号に
お送りくださった方には、特別割引の1300円でお送りさせて頂きます。

==== 切取り線 ============ 切取り線 ====

 E−mailでのお申込。先着順です、売り切れの時はお許し下さい。  
          名 前          
          郵便番号
          住 所          
          電話番号                  FAX番号  
          Eーmail          
メールで事前希望者のみ、一冊2000円のところを特別割引1300円(本代+
郵送料+封筒込み)でお送りいたします。下記の郵便振込 講座番号へお送りください。
  『郵便振込』 講座番号 00920-7-40389
         加入社名 小泉芳孝
         通信欄  別冊 シンポ資料冊子 希望

     なお発送は、上記が当方に到着しだい発送させて頂きます。  


村瀬さまへから御礼のメールをいただきました。

Sent:
Thursday, May 20, 2004 12:00 PM
Subject: Re: 別冊 シンボ資料冊子をお願いします
昨日「シンポジウム 秘められた南山城の地名を探る」の冊子を頂きました。
素晴らしい内容に感服しました。 
この2,3日当方の紙上で「卑弥呼の畿内説」が盛んに話題になっております。
冊子の内容もそうした事柄を背景に読んでいくと興味津々
今後ともご指導の程をお願いしますまずは受け取りの報告まで。 

     京田辺市郷土史会の会員募集中!
  
活動内容
      会誌「筒城」の発刊や講演会・史跡見学会のを開催など   年会費 1000円
  
申込・問合せ
      京田辺市郷土史会まで 会員には、年1回発行の会誌「筒城」が進呈されます。
    
市内の方 それぞれお住まいの地域の幹事さんがおられます。
              会費の集金と同時に会誌「筒城」が配布されます。
    市外の方 会費を送ると同時に会誌「筒城」が発送されます。 

『京都新聞』”京田辺はかぐや姫の里”京田辺市郷土史会が『竹取物語冊子』発行」 
『京都新聞』
”かぐや姫の里”     郷土史会がシンポ


『竹取物語語』シンポシウム(その5) 『竹取物語語』の出生をめぐる物語(その4)  
『竹取物語』”かぐや姫の里”京田辺” (その1)  『竹取物語』”かぐや姫サミット” (その2) 
『竹取物語』”かぐや姫の里”京田辺” (その3)    「かぐや姫の里」ビデオ動画講座    


発行者:京田辺市郷土史会 文化部会「かぐや姫の里を考える会
   発行責任者:理事 小泉芳孝(日本民俗学・郷土史研究家) kyoto japan 
    ここに掲載の写真および記事の無断転載を禁じます。
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