世界遺産シリーズThe world heritage ・
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稲作民俗の源流 Folk customs of rice growing in the world
and Japan
アンコール寺院 ![]()
カンボジアは、インドの影響をうけシバ派を主にビシュヌ派を含んだヒンドゥー教と仏教と
いう宗教で、寺院の建築などは、インドの影響を受けている。
世界遺産に指定されているカンボジアの「アンコール・ワット」「アンコール・トム」などの寺院は、
内部に農業の貯水施設を兼ね備えた聖なる遺跡である。
アンコール遺跡のあるシエムリアップ周辺では,ほとんどの地域で二期作が可能である。
また一部地域では、3期作も可能であリ農業が主体となっている。
稲作は、4月から7月と、8月から11月の二期作と、前記に12月から3月を加えた三期作が行われている。
このため、稲刈りをしている近くの田んぼで青々とした水田が広がるという風景を見ることが出来る。
一般に古代米と言われている「アカ米」は、17キロ程離れた東方の地域で栽培されているようです。
アンコール遺跡周辺には,沢山の貯水池が設けられ農業用水として利用されていて、灌漑による
水田整備がなされている。
シエムリアップ周辺の農村では,高床式建物が建てられ、地上からおよそ二メートルほどの高さに床がある。
これは熱帯地方の特色で、通風を良くして湿気を防ぐので部屋の中が涼しくなるようにしている。
「アンコール・ワット」寺院
建築年代は、12世紀前半とされ、スーリャバルマン二世によって建てられた物で、東西1500メートル、
南北1300メートルの掘で囲まれている。
この寺院は、スーリャバルマン二世の葬儀を行うための寺院として建てられたものと言われている。
インドのアジャンタやエローラの石窟寺院は、巨大な岩を掘り進んで造っているが、
この寺院は四角の岩を積み上げて造っている所に特色がある。建造に用いられた岩は
砂岩やラテライト(紅土石)などが使われていて遠くから運ばれてきている。
60メートル余りの高さにそびえたっている「中央塔」に
達するには、外堀の橋を渡り「大門」をくぐって参道を歩き、
さらに三つの回廊を超えて行かなければならない。
大門をくぐり、まっすぐに伸びた長い参道を進むと、
正面にそびえたつ「中央塔」が徐々に大きく見えてくる。
大門から見た「アンコール・ワット」寺院
この付近から見た景色は壮観で、特に早朝は下記の写真のように幻想的な
「アンコール・ワット」を見ることができる。
この大門の壁面や柱などには、天女「アプサラス」や女神「デヴァダ」の美しい像が刻まれている。
アンコール・ワット」の女神「デバタ−像」
遺跡のあらゆる所に女神「デバタ−像」があり、それぞれ表情も違っている。
回廊の右には、左右四本ずつの手を持った高さ3メートルくらいのヴィシュヌ神の立像が安置されている。
参拝に訪れた人達は、この像に手を合わせお祈りしていた。
早朝の「アンコール・ワット」石窟寺院
長い参道を進むと「第一回廊」に達する。この回廊の外側には、ヒンドゥー教のマハーバーラタ物語や、
ラーマーヤナ物語などが周囲の壁一面に刻まれている。
中庭をへだてて高さ7メートル程の急な石段を登った所に「第二回廊」があり、
さらに高さ13メートル程の急な石段を這い登ると「第三回廊」に到達する。
この第三回廊の中央に本殿があり空高くそびえ立つ中央塔の真下の東西南北に、
仏像が安置され次々に参拝者が訪れお参りしていた。
この第三回廊の壁面や柱などには、天女「アプサラス」や女神「デヴァダ」の美しい像が刻まれていた。
朝のお勤めに行く小乗仏教の僧侶
(アンコール・ワット遺跡にて)
タイから持ちこまれた小乗仏教は,カンボジアの各地に設けられ、僧侶は,黄色の衣を着た本職の僧侶と、
一時的に仏に仕えるな修行僧がいる。
「アンコール・トム」寺院
「アンコール・トム」は、周囲12キロメートルの城壁内の中央にバイヨン寺院がある。
四面仏の穏やかな微笑をたたえる「観世音菩薩」は、見ごたえがある。
「パンテ・アイスレイ」寺院
「パンテ・アイスレイ」寺院の、女神デヴァタ像
「東洋のモナリザ」と呼ばれている女神のデヴァター像は、保存状態も良く
実に魅惑的なヒンズー教の女神像である。
「タ・プローム」寺院
「タ・プローム」寺院
「タ・プローム」 木の根などが寺院にくらいつき自然の芸術を見せている。
この寺院は,かなりの部分が崩れたままとなっていて各所で、上記のような木の枝や根が
遺跡の部分にからみつき、異様な光景を見ることが出来る。
寺院の内部は,リンガなどの寺院の面影が残っているが、復興はされておらず
大きな石が崩れて積み重なった状態となっている。
シエムリ・アップ市内にある「小乗仏教」寺院内の仏像
日本ユネスコ協会連盟」 http://www.unesco.or.jp/
世界遺産 http://www.tbs.co.jp/
世界遺産 アンコールワット http://www.tbs.co.jp/200memorial/
カンボジア横断・クメール遺跡探究の旅
〜バンテアイ・チュマール、ベンメリア、コーケー、サンボール・プレイ・クック、大プリヤ・カーン〜
タイからカンボジアへ陸路で国境越え!知られざる遺跡も数多く訪れる充実の9日間
●タイのバンコクからカンボジアのプノンペンまで陸路で走破し、アンコール遺跡群をはじめとする数多くのクメール遺跡を見学。タイ・カンボジアの国境越えも楽しむ9日間の旅です。
●国境からシェムリアップへの途中では、13世紀に建立された仏教寺院バンテアイ・チュマールを見学します。寺院には多くのレリーフが刻まれ、中でも千手観音菩薩像のレリーフは必見です。他にも寺院にはクメール軍とチャンパ軍の戦いを描いたレリーフが残り、当時の様子を生き生きと今に伝えています。
●シェムリアップ郊外に点在するアンコール遺跡の数々を見学。バラ色砂岩を用いた美しい寺院バンテアイ・スレイ、シェムリアップ川の源流にあたるクバール・スピアンなどの他に、アンコール王朝時代に一時的に都が置かれたコーケーへも足をのばします。
●アンコール遺跡群の見学の後は、コンポントム周辺の知られざる遺跡も訪問。謎の遺跡サンボール・プレイ・クックやアンコール遺跡よりも壮大な規模を誇ったといわれる大プリヤ・カーンの見学。
>>出発日と料金 >>パンフレットを請求する
日次 都市名 摘要
1 東京/大阪
バンコク
アランヤプラテート 空路、東京・大阪よりそれぞれバンコクへ。着後、専用バスにてアランヤプラテートへ。
※添乗員は東京・大阪のどちらか一方より同行し(往復)、バンコクにて合流します。 アランヤプラテート泊
2 アランヤプラテート
(国 境)
ポイペット
バンテアイ・チュマール
シェムリアップ 陸路で国境を越え、カンボジア側の国境の町ポイペットへ。その後、シェムリアップへ向かいます。途中、13世紀頃にアンコール王朝最盛期の王、ジャヤヴァルマン7世によって建立された仏教寺院バンテアイ・チュマールを見学。寺院の回廊に刻まれた千手観音菩薩像の見事なレリーフは必見です。 シェムリアップ泊
3 シェムリアップ
(アンコール・ワット)
(アンコール・トム) 早朝、朝日に浮かぶアンコール・ワットを見学。午前中、アンコール・ワットの見学(西参道、西塔門、第一回廊、十字回廊、中央祠堂等)。午後、アンコール・トムを見学(南大門、バイヨン、バプーオン、ピミアナカス、象のテラス、癩王のテラス等)。 シェムリアップ泊
4 シェムリアップ
(クバール・スピアン)
(バンテイ・スレイ)
(バンテアイ・サムレ) 終日、シェムリアップ郊外の観光。アンコール王朝発祥の地プノン・クーレン、川底・川岸に神々の彫刻群が残るクバール・スピアン、バラ色砂岩とラテライトの美しいバンテアイ・スレイ、「サムレ族の砦」の意味を持つ重厚な姿のバンテアイ・サムレを見学します。 シェムリアップ泊
5 シェムリアップ
(ベンメリア)
(コーケー) 引き続き、シェムリアップ郊外の観光。「東のアンコール」とも呼ばれる密林に埋もれた巨大寺院ベンメリアを見学します。また、アンコール王朝の時代に一時的に王都が置かれたコーケーも訪れます。 シェムリアップ泊
6 シェムリアップ
ロリュオス遺跡
サンボール・プレイ・クック
コンポントム 専用車にてコンポントムへ。途中、シェムリアップ東郊外のかつてのアンコール王朝の都・ロリュオス遺跡、7世紀初頭に建てられた都のひとつとされる遺跡サンボール・プレイ・クックを見学します。 コンポントム泊
7 コンポントム
(大プリヤ・カーン) 終日、アンコール遺跡よりも壮大な規模を誇ったといわれる11世紀初頭に建てられた大プリヤ・カーンを往復観光。 コンポントム泊
8 コンポントム
プノンペン
バンコク 専用車にて、カンボジアの首都プノンペンへ。着後、市内観光(プノンペン国立博物館等)。その後、航空機にてバンコクへ。着後、航空機を乗り換えて、東京・大阪それぞれ帰国の途につきます。 機中泊
9 東京/大阪 着後、解散。
世界遺産「ホロブドール」へ
「世界遺産・インド」へ
「世界遺産」中国・北京へ
発行者:小泉芳孝(日本民俗学・郷土史家) kyoto japan
「竹取物語研究」竹取の翁・かぐや姫 から発信しています。
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