「市民参加の町づくり」構想計画(案)

「街ぐるみ生活公園都市」の会  −三山木駅前区画整理と町づくり−
                         平成14年6月3日 色々追加しました。小泉芳孝(案)

キャッチフレーズ

三山木駅前全体のまちの顔づくり(テーマとデザイン)は、『竹取物語』”かぐや姫の里”京田辺 を基本方針とする。
この基本方針は、「街ぐるみ生活公園都市」として駅前広場や多目的広場それに文化施設をつくる視点から「背景の“まち並み”」を考えて行くことにする。


 現在京田辺市内には、「歴史資料館」「民俗資料館」という建物が皆無である。そこで三山木駅前区画整理区域内の核となる「京田辺市総合文化センター(仮称)」を建設する。
ここには、「民俗歴史資料館」「竹取物語ミュージアム」「住民センター」などを設ける。そして他府県の人でも気軽に来て頂ける場所にするために、近鉄三山木駅とJR三山木駅から歩いて五分以内の所に建設する。また、周辺の歴史ある中心市街地と新市街地が一体となった活力ある市街地の形成を目的に「かぐや姫ロード」として基盤整備を推進する。まちの中に「かぐや姫ロード」や京田辺の社寺ゆ史跡と連動した「歴史街道」を作り、街ぐるみ博物館として発展さす
 この三山木駅の場所は、京都・奈良・大阪のほぼ中心に位置し古くから文化が栄えた所であり、古くは継体天皇が筒城宮を置き、また、仁徳天皇や神宮皇后にまつわる話など、様々な伝承や伝説が語りつがれている。ここは同志社大学田辺学舎の通学区域内でもあり、近鉄京都線とJR学研都市線(片町線)の二つのアクセスがある。また学研都市の「北の表玄関」として、京田辺市も今後の発展を期待している場所でもある。ここなら学研都市内でもありすぐ近くの同志社大学の学生の研究にも役立ち他府県からの人達も気軽に参加して頂くことができる。
 「京田辺市総合文化センター(仮称)」には、“一休さん”や“かぐや姫の里”などの史跡名称や、民俗(神社・寺院・史跡・名称など)の文化財、それに地域の産業である宇治茶(玉露)などの産地の紹介ができる展示室、また「民俗歴史資料館」(資料保存室ふくむ)や「南部住民センター」(講演会・音楽会・茶室・料理教室・パソコン教室などのできる部屋)を造る。さらに本格的な設備を備えた「大ホール」「中ホール」「小ホール」(練習室、スタジオ、制作室、展示室、楽屋、研修室、和室、交流室ふくむ)、野外ステージ(催し物、フリーマーケット、地域特産品の展示販売等)のほか図書館を併設した総合的な施設とする。
 さらに現在宇治市に「源氏物語ミュージアム」があるように、京田辺市郷土史会が取り組んでいる『竹取物語』”かぐや姫の里”京田辺としての「竹取物語ミュージアム」も国の協力を得て建設計画をするのが望ましい。そうすれば学研都市の北の表玄関としてふさわしい駅に生まれ変わり、周辺の開発にも活気がでて、かつて栄えた筒城宮や山本駅の賑わいをみることになるだろう。 

駅前広場など全体整備について


その他要望事項

公共交通機関
・ 近鉄三山木駅とJR三山木駅は、乗降客を誇る駅にするため近鉄三山木駅に急行電車の停車を強く要望する。また地下鉄が三山木駅まで延長して同志社大学の学生の便をはかる。同志社大学へ通ずる一直線の通学路を設定して大学の主要駅を三山木駅とする。
生涯学習と住民センター
・ 生涯学習センターとしての機能をはかる。単に施設整備だけでなく、多くの選択肢を市民に提供できるよう地域のコミュニティの拠点づくりを行う。例えば、同志社大学の協力によるリカレント教育の充実や、南部住民センターや多目的広場などを利用した世代間交流による学びの場づくりなど。これら施設の運営は、官と民が一帯となった市民の要望に沿ったものとする。
第二図書館を設置
・ 三山木駅前に図書館を設け、市民のニーズに応えて図書館の開館時間を夜8時までとする。行政の組織で不可能であれば、民間委託も視野に入れた体制の整備が必要。
リサイクル
・環境問題を考えるリサイクル啓発活動を行うためエコライフフェアのリサイクルフリーマーケットを実施して、環境問題の啓発活動に取り組む。